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64.オノマ39



 どれかくらい寝たのかな? と思いながらトイレに行きたくなって目を覚ました。眠い瞼を擦りながらゆっくりと体を起こすと隣にはレーナちゃんが寝ていた。そのことに一瞬驚いたけどどうしてこんなことになっているを思い出した。まぁ、そのお陰で目が覚めたけどね……。


 私はレーナちゃんの寝顔を見ながらどうしてこんなにも綺麗で可愛い子が私のことを心配してくれるのか不思議で仕方なかった。でも、オノマ達のせいで荒んでいた心がレーナちゃんと一緒に居て癒された気がした。それにお風呂で抱き締めてもらったこととか嬉しかった。


(また抱いてもらいたいなぁ……。あ、抱きつくのもいいかも……)


 とそんなことを思いながら尿意を感じてトイレを行こうとしたことを思い出した。早く行って戻ろう。そう思い毛布からそっと抜け出してブーツを履こうとしたとき、隣にレーナちゃんのブーツがあることに気が付いた。


(……今、レーナちゃんは寝ているからちょっとだけ借りちゃおうかな?)


 そう思ってレーナちゃんのブーツを履く。


(あれ? 私の足の大きさと同じなの?)


 とそんなことに驚きながらレーナちゃんのブーツを履いてちょっと浮き浮きしていた。レーナちゃんが起きない内に早く済ませよう。そう思って立ち上がろうとしたときレーナちゃんに声を掛けられた。

急に声を掛けられたので吃驚して立ち上がったけど何とか大声を出さないように頑張った。けどレーナちゃんのブーツを勝手に履いていること思い出してどう言おうかしどろもどろしているとレーナちゃんが首を傾げていたけど私の足元に視線が行き納得したような表情をした。


(レーナちゃんに気付かれた。どうしよう! ちょっとした出来心でレーナちゃんのブーツを履いちゃったけどこれでレーナちゃんに変に思われて、嫌われたくない……)


 とそんなことを思っていたらレーナちゃんがこちらを見ながら苦笑いしていた。


(変な風に思われたかも……)


 と思っていると少し見かねた表情をして「とりあえずトイレに行きなさい。場所はわかる?」と聞かれた。


 そう言えばトイレには行きたいけど場所を知らないかも……。と思って首を横に振るとレーナちゃんは仕方なさそうにしながら私のブーツを借りると言ったので頷く。するとレーナちゃんは私のブーツを履いて横に来たかと思ったら私の手を握り「ついて来て?」と言ってゆっくりと歩き出した。



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