61.オノマ36
そうして着いた宿は大通りにある宿屋だった。最初はこんな大通りにで背負われていることが恥ずかしくて早く違う所に行かないかな。と思ったら大通りに面している宿屋さんに入ろうとしてびっくりした。
(通りに面しているから結構高い宿屋さんだよね?)
そんなことを心配しながら中に入るとレーナちゃんが受付の人と話をしていた。どんな人かと思って覗いて見ると20代後半ぐらいの若そうな女の人だった。私の様子をみて心配そうにしていたけどレーナちゃんが私と同じ部屋を使うことをお願いしていた。一応、大丈夫と言ったけどレーナちゃんが泊まっている部屋は1人部屋みたいで本当に一緒に泊まってちゃってもいいのかを聞かれていた。
レーナちゃんは大丈夫だと答えて一日分の宿代を引いてもらうことをお願いしていた。そんなことをお願いできるだけのお金を払っていることに驚きながら今日の報酬金額を思い出してそれくらい払っていてもおかしくないかも? とそんなことを思っていたらお風呂に入ってから食事をもらうと言った。この宿にはお風呂があるの! と驚いていると後で食事を運こんでくれるとかも言っていた。何か凄いところに来ちゃったかも……。とそんなことを思っているとレーナちゃんが移動を始めた。
本当にお風呂に入ってもいいのかな? と思ってレーナちゃんに聞くとそうだよ。と言ってから私の体とか洗ってあげるから心配しなくてもいいよ? と言われた。心配をしていたのはそこじゃないけど……。と思いながらもしかして1人では服とか脱げないのかな? でも、腕とか手はちゃんと動かせるし……。とそんなことを考えていた。
そんなことを思っているとお風呂場に着いたらしく椅子に私を降ろすとレーナちゃんは服を脱ぎ始めた。しかも恥ずかしがるような素振りを見せることなくささっと脱いで私の方を向いて来た。そんなレーナちゃんの白い肌をみて何だかドキドキしてしまい視線を逸らすと脱ぐのを手伝おうか? と言ってブーツとかを脱がし始めた。
じ、自分でできるということを伝えたらじゃあさっさと上脱いじゃってと言われ脱ぎ出した。それが終わって下に穿いているものを脱ごうとしたが流石に立っていないとできない。だから立ち上がろうとしたらレーナちゃんが肩を貸してくれたのでお礼を言いながら穿いているものを下ろす。するとレーナちゃんがちょっと屈んだと思ったらそのまま抱っこされた。しかも、お姫様抱っこだ。そのことを理解したら顔が熱くなるのを感じた。おそらく顔が真っ赤になっているかも。とそんなことを思っているとそのまま屈んで立ってということをしてから隣の部屋へと入った。
そこには見たことないものと大きな箱が置いてあった。




