58.オノマ33
私はもしかして……。と思ってそっとラーシュさんの後ろから誰のギルドカードなのか覗いてい見るとそれはブラッドのギルドカードだった。
メンデスは彼等がオークに食べれらた。と言っていたけどやっぱり本当だったんだ……。
そんなことを思っているとラーシュさんに何があったのかを聞かれたけどエレナさんが事情を聞いていることを言うと少し気まずそうにしながら謝ってきた。別にラーシュさんが謝ることじゃないと思うけど……。と思っていたらレーナちゃんが代わりにそう言ってくれたので私もそれに頷いた。
それからエレナさんがギルドカードを預かると言うとラーシュさんがそれを洗って渡していた。その様子をみて自分がオノマのギルドカードを持っていることを思い出して慌ててエレナさんに渡した。
エレナさんは少し驚いていたが直ぐにどこで見つけたのかを聞いてきたので足取りを追っている最中に見つけたと伝えた。一応、納得をしてくれたのかそれを受け取ってからラーシュさんの手伝いをし始めた。
するとレーナちゃんがラーシュさんの足の怪我について聞いていた。本当に怪我をしているの? と思いながら話を聞いていると昔、冒険者をしていた頃の怪我だと話してくれた。かなり酷い怪我だったらしいけど現在では日常生活が送れるぐらい回復した。と言っていた。そんなことを話しながら怪我をしている足をみて切なそうな悲しそうな表情をしているようにみえた。それからラーシュさんが作業に戻ってから観察をしてみると左足を引きずるように歩いていることに気が付いた。その様子を見ながら冒険者をやっているからにはああいった怪我があるのかもしれない……。とそんなことを考えていたらあることを思い出した。
そういえば今回の怪我がそれに当たるかもしれないと思い少し冷や汗を掻いていた。レーナちゃんが治してくれたおかげで普通に動けているけどそれが無かったら死んでいたかもしれないし、運良く助かっても腕は上手く使えなかったかもしれない……。そう思うとレーナちゃんがしてくれたことにどのように恩返しをすればいいのかなぁ……。とそなことを考えていた。
それからしばらくして査定が終わったようでエレナさんとラーシュさんが少し話してから私達の方にきて報酬の準備をするから受付カウンターで待っていてほしいと言って倉庫を出て行ったのでラーシュさんにお礼をいって私達も倉庫を後にした。
受付カウンターへと戻ると先ほどの混雑時と比べて大分改善されていて随分人が減ったなぁ……。と思いしばらく待っているとエレンさんに呼ばれたのでその場所へと向かった。
エレナさんの元に着くとオークの素材は全部買い取っていいのかを聞かれてレーナちゃんは頷くと袋を2つ出して買い取りをお願いしていた。
何だろう? そう思ってエレナさんが受け取った袋を覗くとそこにはたくさんの魔石とウルフの爪が入っていた。
(こんなにたくさんの素材をいつの間に狩ったのかな……)
とそんなことを思いながらエレナさんの査定が終わるのを待っていた。
そしてお金を受け取っている様子をみているとたくさんの金貨が入っているのがみえてびっくりした。これだけの量どれだけの時間を掛けて斃したのかな……。とそんなことを思っていると亡くなった人のギルドカードを持っていってもだけでもある程度お金がもらえるらしい。そのことに驚きながらも冒険者同士の殺し合いとかしないか心配になった。
するとレーナちゃんもそれが気になったようでエレナさんに聞いていたけどどうやらお金を受け取るのには条件があると教えてくれた。どういった内容なのかは秘密らしいけどそのことを聞いて少しホッとした。もしかしたら道中で殺される可能性があったかもしれない……。とを思っていたから……。
それからレーナちゃんとエレナさんが少し話してから私達はギルドを後にした。




