55.オノマ30
急に出てきた男の人に驚いているとレーナちゃんと普通に話し始めた。何でも少し前から気が付いていたと言ったから驚いた。それにしても、いつから見ていたのかわからないけど先ほどのレーナちゃんの行動を少しでも見ているということだよね? ……大丈夫なのかな? ギルドに言われたらレーナちゃんに罰があるのでは……。と心配していたら先ほどのメンデスの宣言? を男の人に聞いてもらいたかったみたい。聞こえていたことに安心をしていたみたいだけどどうしてゼロスさんがここに居たのかを聞いていた。
男の人はゼロスさんというのか……。と思いながらどうしていたのかを聞いているとさっきレーナちゃんが倒したオークの件でここに来たそうだ。
……もしかして高ランクの冒険者さんなのかな? と思っていたらオークという言葉にメンデスが反応をして周囲を見渡していた。
ゼロスさんは私達にオークと遭ったのかを聞いてきた。そしたらレーナちゃんは一応と答えた。ゼロスさんはメンデスの方に視線を向けてオークによる怪我なのかを聞いてきたときメンデスがそうだと言って、レーナちゃんは違うと言った。
そのことにメンデスは激怒していたけどレーナちゃんに言われた言葉に口をパクパクとさせていた。何か言おうとはしているみたいだけど何も言えないみたい。まぁ、彼女だから上手い切り返しができないだけかな? すると、その会話を聞いていたゼロスさんがどういうことなのかレーナちゃんに聞いてレーナちゃんはその質問に答えていた。
その話が終わるとレーナちゃんがゼロスさんにいつから近くにいたのか聞いたとき、ゼロスさんはメンデスが喚いていたときには居たと答えたそのときメンデスが怪しげな笑みを浮かべていた。
レーナちゃんを貶めようと考えていると思ったら私の予想した通り喚き出した。確かにそのことを言うとレーナちゃんが悪者になっちゃう! とそんなことを思ったけどレーナちゃんはゼロスさんと知り合いみたいだし彼がいることを知った上でやっていたからもしかして問題ないのかな? とそんなことを思いながらメンデスの話を聞いていた。
確かに彼女の言っていることは正論だけどゼロスさんはメンデスの味方になることはなく逆にメンデスを責めていたが私はゼロスさんが言ったその騒動の話を聞いてメンデス達が処罰の対象? 何があってそうなったの? とそんなことを考えたけどそういえばあの後、レーナちゃんと別れたからレーナちゃんが何かをしたのかな? と思いながら彼女を見た。後で聞いた方がいいかも……。そんなことを思っているとオノマとブラッドの話になった。そしてメンデスの口から彼等がオークに食われて死んだということを告げた。
本当に彼等はオークに……。とそう考えたときあの血だらけの光景を思い出して震えが止まらなくなっていた。その悲惨な惨状が頭を駆け巡っていたとき急に叫び声が聞こえて意識が現実に戻って来て声のした方を振り向いた。するとレーナちゃんがメンデスの折れているはずの足を踏んづけていた。何があってそんなことをしたのかわからないけど気を失ったメンデスを見て私とゼロスさんは黙ってレーナちゃんを見つめていた。
私の意識がどこかにいっている間に何があったの? とそんなことを思いながら流石にこれは不味いのでは……。と思いながらチラッとゼロスさんを伺った。できれば何事も無ければいいな。とそんなことを思っていた。




