50.オノマ25
「とりあえずこれで処置は、終わったかな?」
と言ったので本当に大丈夫なのか心配しながら聞いた。
「本当に? もう大丈夫なの?」
するとレーナちゃんから驚きの発言が飛び出してきた。
「うん。まぁ、ユアの怪我よりは、全然酷くなかったからね?」
え? レーナちゃんのあの怪我よりも私の方が酷かったの? とそんなことを思いながら聞いてみるとそうだと言われた。そして私の怪我のことを聞きたい? とそんなことを聞いてきた。レーナちゃんの怪我よりも酷いと言っていたからあまり聞きたくはないけどどうしよう……。と悩んでだけど結局聞く事にした。レーナちゃんは私のどんな怪我を治してくれたのか知るために……。
するとレーナちゃんが少し驚いたような表情を見せたかと思ったら本当に聞くの? と心配しながら聞いてきた。そこまで言われると少し躊躇いたくなるけど聞くと言ったからにはちゃんと聞かないと……。そう思って大丈夫だと伝えるとどういった状態だったのか教えてくれた。
レーナちゃんがの話では、右肩がオークの拳位の大きさで陥没していたこと、右手は、かなりの骨が飛び出してたくさんの血を流していたことを教えてくれた。左腕のことは怪我をしたことに気がつかなかったから私が知っている状態らしい。その話を聞いて実は冗談だったりと思いながら聞いてみたけどどうやら本当らしい。そう言われると私が目を覚ましたとき服は赤色に染まっていたけど……。
そんなことを思いながらお礼を言ったら「お礼は、もういいから」と言われてしまった。言い過ぎなのかもしれないけど私としては何をしてあげればいいのか……。
そんなことを思っているとブーツを洗おうとしていたので私が洗おうか? と聞いたら断られた。
それからレーナちゃんがブーツを洗っていたけどまずブーツをひっくり返したら血がたらたらと出てきて少し驚いた。それなりに血が出ていたと思ったけどこれだと予想以上に出血していたのでは……。とそんなことを思っていた。
それからレーナちゃんはブーツなどを洗っていたのだが洗い終わってから何か試しているみたいだった。何をやっているのかな? とそんなことを思っていると洗ったばっかりの靴下を履き出した。それを見て乾くまで待たないの? と聞いたら魔法で乾かしたと言われた。どういうこと? と思って聞いてみると上手く乾かないかな? と思って魔法を試していたら出来たらしい。魔法ってそんなに簡単にできるの? とそんなことを思っていた。




