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42.オノマ17



 それからしばらく歩いていると戦闘の痕らしきものがあった。多分だけどここで私が戦闘することになった場所。そして崖から落ちた場所でもある。少し先を見れば足跡の数が減っているから間違いないと思う。……それにしても足跡がくっきりと残っているなぁ。と思った。まぁ、彼等がどのように逃げたか分かりやすくていいけど……。そんなことを思いながら進んで行く。


 あれからどれくらい歩いたのかは分からないけど足場が悪くなってきて所々足を捕られそうになりながら歩いていた。逃げていた彼等も足を捕られたようで転んだような跡がたまに見かけられる。そして、オークに追いつかれたようで戦闘をしたような跡も見られるようになってきた。もしかしたら、逃げていただけかもしれないけど……。それからいくつかの戦闘のような跡があった。そして次に見つけたそれらしき後には血痕が残っていた。


 レーナちゃんにも言われたけどここで誰かが怪我をしたみたいだ。誰かはわからないけどこの場所からまた逃げる足跡と血痕が続いていた。


 大怪我をしたわけじゃないけど彼等がオークから逃げ切れるかは怪しい。もしかしたら死んでいるのかもしれない。でも、今までの事を考えると彼等がいなくなってくれた方が嬉しいけど亡くなった現場をみて私は正気で居られるのか。とそう言ったことを心配していた。するとレーナちゃんが心配そうに声を掛けて来た。どうやら彼等が亡くなっている現場を想像して顔色が悪かったのかもしれない。とりあえず大丈夫だということとちゃんとそう言ったことは覚悟していることを伝えた。


「そう。無理は、しないでね? 私もいるから」


 と言ってもらえた。1人じゃない。それだけでも、私にとっては嬉しい事だ。あまり頼ってはいけない気がするけど1人だけじゃないと言うだけで心の余裕が生まれて気持ちが楽になった気がする。

そのことにお礼を言うとレーナちゃんが少しだけ恥ずかしそうにしながら先に進もう? と言って来たので「うん」と言って先へと進み始めた。



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