41.オノマ16
それからオークと遭遇した場所を目指して歩き出したのだが私達がいた場所が山の谷にあたる部分にいるみたいでかなり遠回りすることになった。
そうして歩いているとき近くに魔物がいたので戦える準備をしようとして短剣を抜いたら刀身が折れていた。そのことに驚いているとレーナちゃんが短剣を貸してくれた。また、この武器をかりることになっちゃったなぁ……。とそんなことを思いながら私も魔物を倒していた。
それにしてもレーナちゃんが持っている武器は初めて見る形状をしているなぁ……。と思って道中で聞いてみるとこの辺では使っている人がいない変わった武器らしいと言っていた。どうしてそんな武器を選んだのか聞いたら「直感?」と言われた。
自分の武器を買うために何か参考にならないかな? と思って聞いたけど直感じゃあ参考にならないかも……。とそんなことを思ったり話したりしながら私がオークと遭遇した場所に到着した。
「多分この辺りだと思う」
そう言うとレーナちゃんは周囲を見渡していた。それから昼も近いから昼食を食べようということになった。オークと遭遇した危険な場所なのにこんな所で昼食を食べても大丈夫なのかな? と思ったらこの先いつ食べれるか分からないからその前に腹ごしらえをしておくと聞いて納得して、レーナちゃんから渡された干し肉を食べてからレーナちゃんが歩き出した方について行くと何人か足跡がそこにありレーナちゃんはそこを辿っていた。
「いつの間に……」
いつそんなこと気が付いたのかな? と思いながらレーナちゃんの後をついて行くと崖に辿り着いた。
するとレーナちゃんは崖の下を覗き出した。そんな近くまで行って危ないと思ったらすぐに私の元に戻ってきた。そのことに少し安心をしているとレーナちゃんが真剣な顔をしながらこの先を進むのかを聞いて来た。
おそらくだけどこの先に進むと危険だけど引き返さなくてもいいの? という確認だと思う。一応、そのつもりでここまで来たけど私的にはレーナちゃんが私について来てもいいのかな……。と思ったけど何を言っても私が言ってもついてきそうだと思いわざわざ言う必要もないと思いレーナちゃんの問いかけに頷き足跡が続いている方へと歩き出した。するとレーナちゃんは私の近くに来て周囲を警戒しながらついて来た。
そういえばいつも知らない所というか危ない所を進むときは1人でいることしかなかったけどこうして一緒に進むのは何だか安心感があるなぁ。とそんなことを思いながら歩いていた。




