29.オノマ4
どこに連れて行かれるのかな? と思っていたら川に着いた。そのことに驚きながらも汚れを落としていた。それが終わるとレーナちゃんも終わったみたいだが顔や髪が赤黒色に染まっていたのでそのことを伝えると川で顔を洗い出した。あんなに冷たいのに普通にジャブジャブと洗ったことに驚いたけど髪に関してはそのままだったので私が落としてあげる別にいいみたいなことを言われたけどそれを押し切って丁寧に汚れを落としてあげた。本当は綺麗な銀髪を触ってみたいと思っていて触れて少し嬉しかったけどそのことはレーナちゃんには秘密にしないと。そんなこと思いながら綺麗に洗っていた。
洗い終わるとレーナちゃんが少し照れながらお礼を言ってくれた。その姿に思わず見とれていたけどすぐに出発すると言ったので頷き街へ向かうことになった。あの姿のレーナちゃんをもう少し見ていたいと思ったけど早く街に帰らないといけないそう思って歩みを進めていった。
その後街につくとオノマ達が先に街に入っていたみたいで何があったのか聞かれたけど彼等が嘘を言っていたことを聞いて気をつけるようにと言われた。もしかしなくて面倒なことがまた起こるのかと思い気が重いが街に入るとレーナちゃんがギルドに行くと言ったので私も付いて行くことにした。大事にならないといいなぁ……。そんなことを思いながらギルドへと歩いていた。
そしてギルドに着くと案の定彼等が問題を起こしていた。どうしよう!! そう思っているとレーナちゃんが少し怖い顔をしながら話を聞くと言われて無言で頷いた。頬が引き攣っていたような気がしたけどレーナちゃんは何も言わずに事の成り行きを見ていた。彼等は大きな声で会話をしていたためわざわざ聞き耳をたてなくても聞こえたがその内容を聞いてどんどん悪い状況になっていることが分かった。そのことをレーナちゃんに言ってもそれがどうしたのしか言ってもらえず受付の事を話すと私の言いたいことに気がついてくれたみたいで過去にどんなことがあったのか聞かれたので何があったのかを教えた。
すると面倒事は避けられそうにないと言ったけど大丈夫と言われた。そのことに不安を感じながらも頷くと今日は帰るように言われた。でも、レーナちゃんだけにそんな面倒な事を押し付けるなんてと思い引き下がろうとしなかったけど私が疲れていることが見抜かれて倒れられたら困ると言われた。それから少し話してレーナちゃんも無理はしないと言ったので道中送ってもらって現在に至る。
「こんなことにあって無事に帰れただけでも奇跡だよね……」
そんなことを思いながらもレーナちゃんがこれから何をするのかわからないけどそのことを不安に思いながら孤児院の中へと入った。




