18.レーナ3
それから彼等がいる近くまで戻ると彼等は、頭を寄せ合って何かを話していた。もしかしてまたなのかな…とそんなことを思っているとレーナちゃんが「どうしたの?」と私の様子を伺っていた。
何と答えればいいのかな?と言い淀んでいるとレーナちゃんは、何かを感じたようで「私にできることなら手伝うよ?」と言われた。けど彼等のことでレーナちゃんを巻き込みたくないなぁ。と思っていると先程私と話していたことが原因なのかもしれないと気にしていたのでそんなこと無いよ?と意味も込めて前のパーティのいざこざについて、とその人達は、悪い人では、無いと思う。という事を言うとレーナちゃんにオノマ達の言っていることを信じない方がいいと言った。まさかの返答に驚いていたが彼等だと人の悪いところしか言わないと言い切られて若干引き気味になってしまった。
レーナちゃんも私の様子に気が付いていたようだがそのままいろいろなことを言ったけど聞いていて納得する部分もあった。全部そうしないといけないと言うわけじゃないけどレーナちゃんの話を聞いて確かにオノマ達は、嘘をつくかも知れないと思った。今までは、人の事を疑っちゃいけないと思っていたけどレーナちゃんの話を聞いて視野を広く持たないと良いか悪いかわからないと言うことが分かりいろいろ聞いてちゃんと判断しないといけないと思った。もし誰かに聞く機会があればオノマ達が揉めていたというパーティについて聞いてみようとそんなことを決意した。
それからレーナちゃんは、私と一緒に彼等と行動すると言っていたがレーナちゃんに迷惑をかけたくないからと言って断った。するとレーナちゃんが何かあったら相談や助けに行くよ?と言われて驚いたがもし頼れることがあればそれはいいかもしれないとそんなことを思いながら心配してくれたことにお礼を言ってレーナちゃんと別れた。
レーナちゃんと別れて彼等と合流したがあの餓鬼とどこ行っていた?何をしていたの?といろいろ質問されたが当たり障りのない返事をした。オノマは、何か考えていたようだが一人で考えているようだったので触れないで置いた。その後は、何も言われることなくゴブリンを何匹か倒して街に戻った。
レーナちゃんと別れてから何かあるかもしない。そう思っていたけど何もなくてよかったとそんなことを思いながら道中歩いていた。
街に戻ってすぐに魔石などを換金しにギルドに向かったがオノマ達は、付いてくることなく後で金をよこせよ?と言ってどこかに消えていった。それからギルドの中に入ると人気がなくこれなら聞いても大丈夫かな?とそんなことを思いエレナさんにオノマ達の前のパーティについて聞いてみた。
エレナさんから聞いた話は、レーナちゃんが言っていた通りだった。オノマ達お金が少ないとかいろいろ言っていたけど結局は、オノマ達が問題を起こしてことによって発生したお金分を減らされていただけで別に前のパーティメンバーの人は、悪くないそうだ。ただそのことにオノマ達は、納得しなくて前のパーティメンバーの人に嫌がらせをしているそうだ。自分が思っていたことは、間違っていなかったけどそれを確認しなかったのは、いけなかったと思った。
今後は、そんなことがないように気を付けよう。とそう思った。
ギルドを出るとオノマ達と会いそこで私が持っていたお金を全部取られてしまった。でも、換金していないゴブリンの魔石(自分で倒した)があるからもう一度ギルドに入ってそれを売却してお金を手に入れてから孤児院に帰った。
帰る途中今日会ったレーナちゃんの事を考えていた。
私のことをいろいろ心配してくれたけどオノマ達と私の関係を気にして彼女が巻き込まれないかな?とか変に彼らに注意して酷いことに合わないか心配だ。でも、彼女の気持ちは、嬉しかった。少し世話焼きさんみたいだったけど私にお姉ちゃんがいたらあんな感じなのかな?とそんなことを思いながら歩いていた。




