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エピソードⅣ 遺産

赤帝咎王国の前に距離は短いものの広がる草原の向こう側に遺跡が発見された。

そこでユリアは赤帝咎の紋章と思っていた物が実はユンナクィアの物だと知る。

そして、3つ目の紋章とは・・・。

『ほう、ユンナクィアの紋章だな』


ユリア「あれ?一つは赤帝咎王国の紋章だとして、こちらは?」


『最初に指を指した物がユンナクィア、対として並ぶ物はセルウィン』

『そして上部に見える物は神光熾天使、アナトゥ・ルクルス』


カイ「何故セルウィンが・・・」


セルウィンとは

信光の町・セルウィンと言い、カイが暮らしていた孤児院がある町の名前である。

剣曰く、セルウィンは元々熾天使を祀っていたとされる都市だったという。


ヴァルター「中に入るには一体・・・」


『カイ、私を掲げよ』


言われた通り、カイは剣を端末へ掲げると端末が光だし扉が開く。


『ヴァルター、お前は残れ。お前からはよからぬ気配を感じてな、残りは中に入れ』


ヴァルター「何故、私だけ」


剣の言う通りにカイとユリアは中に入り奥へと進むが。

二人が見えなくなった所で、扉が閉まる前にヴァルターがこっそり中へと侵入する。


奥へと進み、カイとユリアが目にした物は・・・。


ユリア「壁画・・・?」


カイ「これは・・・人だとして、でかく描かれてる物は?」


『それがアナトゥ・ルクルス、かつて存在したユンナクィアとセルウィンの人々は神を崇め』

『異能の力を得て、都市を拡大し繁栄してきた』

『しかし、時が経つにつれて人々は神を崇めるのをやめてしまい、神の怒りを買った』

『アナトゥ・ルクルスは異世界の人間を連れてき、神子として遣わし、人々を滅ぼした』

『異能の力を持った人々は対抗しようとし、私を作り』

『私をこの剣へと封じ、この剣を使う人間によって神子を討伐し神を封印した』


カイ「・・・そんな剣を持って僕は大丈夫なのか?」


ユリア「そういえば、さっき聞きそびれたけれど・・・代償って?」


『実はな、既にカイは代償を支払っている。これ以上払う物など無いが』

『このフルアーマーの状態を解除はできん、見た目は変えられるがな』


カイ「解除したら、どうなるの・・・?」


『その時点で、そなたは生命(いのち)が尽きる』

『契を交わした時点で、そなたは致命傷だったのでな』

『そしてもう一つ、遺産がある』


剣の示す方向にカイとユリアは足を運ぶ。

そこに置かれていた物は・・・。


ユリア「変わった形の乗り物ね」


カイ「まるで卵みたいな形だな」


『これは、外宇宙へ旅立つための宇宙船だ』

『起動には私の力と、真のユンナクィア人の音声入力が必要だ』

次回、ヴァルターに動きが・・・?


予定としては第8話で終了でした。

この話は2分割され、後半部分をエピソードⅤとして書こうとしました。

急遽、変更し二つを一つの話に入れました。

まとめた理由は気分の問題ですね。なので、予定より話は多分ですが短くなります。

余談

まとめた本当の理由、個人の体調の都合です。身体の一部に痛みが走り、それを忘れるために

集中し、書きまとめました。痛みの部分は恥ずかしいので伏せておきます。

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