エピソードⅢ 代償
国王が黒騎士に破れ、臣下のヴァルターが黒騎士と対峙する。
そこに現れた赤騎士ことカイが乱入し、黒騎士と戦闘態勢になるも
カイの奮闘によって黒騎士の退治を成功とする。
ヴァルターはカイを赤騎士と呼称とし
また国王代理となるユリアより目立つからと理由にカイを追放とするべきだと主張する。
ユリア「子供じみた理由は要らない」
ヴァルター「しかし、黒騎士と思わしき者が宝剣とした物を赤騎士が持っておるのですぞ、つまりそいつは敵なのでは」
またこじつけを付ける始末。
『私は黒騎士によって盗掘され、あるべき所から持ち出されたのだ』
『帰る場所へ戻らずして、カイと契を交わし力を貸している』
ヴァルター「・・・なんだこの声は」
『ほう、私の声が聞こえるとは珍しい。私の声が聞こえるのは滅びの街・ユンナクィアの者でしか聞こえないはずだが』
ユリア「ユンナクィア?!」
『と、話はズレたが。カイよ、代償は如何する?』
ユリア:ヴァルター「代償?」
カイ「もう少し待ってもらえるかな、やるべき事がまだあると思うんだ」
ユリア「カイ、代償って何よ?一体・・・」
『私と契を交わした者は不完全にしろ代償は必要だ。
力は異質のマターによって生み出している。
これを代償なしに使えると思いか?』
カイ「瞬間移動する前に見つけた場所が気になるんだ、先ずそこへ行きたいんだ」
『その必要が?』
カイ「君と同じ紋様が描かれた端末のような物を見たんだ、だから多分そこへ行かないといけないと思って」
一行は宝剣と同じ紋様がある場所まで来た。
そこで赤帝咎の紋章、宝剣と同じ紋様、また見知らぬ紋章が描かれた端末と扉を見つける。
『ほう、ユンナクィアの紋章だな』
新しく登場したキーワード:ユンナクィア
宝剣曰くユンナクィアは滅びたと言うが・・・。
また謎の扉がある遺跡らしき場所、これは赤帝咎王国の先にある平原の向こう側に位置する。