エピソードⅡ 崩御
国境が襲撃され、カイや騎士達が応戦する中
黒騎士が現れ、カイをなぎ払う。これによりカイは致命傷を負う事となる。
今回から登場するキャラクター
Juria=Twerline=Varts 赤帝咎王国の姫
Valte=Vel=Di 赤帝咎王国の臣下
『力が欲しいか、ならば私と契を結ぶか』
カイ[欲しい、力が・・・。この国を助ける・・・力が・・・]
『しかと聞き遂げた、私を使え・・・』
この声と共に、カイの前に赤黒い光を纏った剣が現れる。
カイは、その剣を握った。その瞬間、光が放たれる。
カイの傷を癒し、赤と黒のカラーの入ったフルメイルを纏った姿が現わに。
『私はゼロ、そなたと契を結びし者』
『さぁ、行け。私は、そなたと共に、そなたは私と共に』
カイは剣を掲げ、光と共に消える。
その直後、玉座の間の前まで瞬間移動したのだ。
辺りは兵士や騎士が倒れ、赤く染まった床。
カイは玉座の間へ入る。そこには・・・。
伏している、黒きローブを身に纏った男と、それに剣を向けている臣下のヴァルター。
そこに黒騎士が現れ、黒きローブの男とヴァルターもろとも、黒騎士が吹き飛ばす。
カイは剣を構え、黒騎士と交戦状態になる。
黒騎士「貴様、我が宝剣を所持する」
『お前なんぞの物になった覚えなぞ無い』
カイ「と、言っているが?」
と、話をしながら戦っている。時間が経過し、黒騎士が圧され始める。
カイが叫ぶと同時に剣を勢いよく振り、斬撃を直撃させる。
黒騎士は致命傷を負った。
黒騎士「我を倒すだと?!有り得ぬ」と言い放ち、黒騎士が消える。
吹き飛ばされたはずの黒きローブの男も姿を消しており、この場は持ちこたえる。
が、国王は亡くなったあとだった。
ユリアは泣き叫んだ。
数時間が経ち、ユリアは臣下とカイと共に民の前へ現れ、国王が崩御されたと報告するのだった。
ユリアが住む国やカイが所属する国が赤帝咎王国
この物語の世界の名前はVioranzeと呼びます。
更新は気分次第、自己満足で書いているため理解されにくい内容となると思います。