エピソードⅠ 襲撃
登場人物名:カイ 本名不明。孤児院出身で昔、好意を寄せた女の子の近衛騎士を目指し、その女の子がいる城下町で騎士へ志願するも、兵士として国境へ配属される。
前:《お前を国境の守備隊に任命する》
カイ(隊長の命令は仕方ないけど、絶対あれは嫌がらせも含まれるよなぁ)
一人の兵士が国境へたどり着く。
カイ「隊長の命令に従い、参りました」
騎士「国境へ配備される兵士はお前さんか、心元もないが戦力としては有難いよ」
カイ「はぁ」
騎士A[お前は何に賭ける?俺は魔物が攻めてくるに1票]
騎士B[流石に無いだろ、まぁ強いて言うなら妖精が良いな]
騎士C[おい、ちゃんと仕事しろ]
"と言いながら騎士Cは鎧を脱ぐ"
その直後、国境にある監視塔の鐘が鳴り響く
カイ「敵襲!」
騎士「お前は、皆に知らせろ!ここは俺が抑える」
カイ「了解です」
"カイは国境内にあるテントへ向かい騎士達を呼び出す"
"騎士達を連れてカイは国境入口へ向かうが"
カイ「しっかりして下さい!」
騎士「すまねぇ、ローブを着た連中が...」
ここで、この騎士は息絶えた。
国境内に入り込んだローブの男達に、カイを含む兵士や騎士が応戦する。
"やるしかないとカイは心の中で呟き、襲撃者と交戦する"
そこへ、黒い鎧を着て馬に乗る襲撃者の隊長と思わしき者が近寄ってくる
カイは応戦するも、黒騎士と思われる者に呆気なく倒されてしまう。
カイ[なんて無力なんだ、力が欲しい、力さえあれば]
そこで声がカイに対して響く。
『力が欲しいか、ならば私と契を結ぶか』
エピソードⅠ、襲撃 了
予:カイの行く末は、果たして声の主は一体
初投稿の作品です。話数は予定では8です。