傷跡
先輩「よう!萌奈」
萌奈「…」
先輩「おい!」
萌奈「…」
先輩「無視は酷いんじゃないの?やっぱ殴らなくちゃいうこと聞かないかなぁ?」
清 「…萌奈?どうした?」
萌奈「…もう関わらないでください…」
先輩「おいおい‥それはないんじゃないの」
萌奈「もう顔も、見たくありません…」
先輩「…」ブチッ
先輩「調子のってんじゃねーぞ!」ブンッ
萌奈「きゃあっ!」バタン
先輩「もう一発…!」ブンッ
ガシッ!
先輩「何だてめぇ」
清 「…」ニコッ
先輩「なッ⁈」
ドスッ
先輩「ガハッ!」
清 「…」ブンッ
バキッ!
清 「くたばれ屑野郎」
萌奈「あっ…!清!だめっ!」
バキィッ!
ガラガラ…
先輩「」ポタポタ…
萌奈「あぁ!清!何もそこまで…!」
清 「さあ…早く体育館へ行こう…」ニコッ
萌奈「………でも…」
清 「でも、何だ?女に手を振るう屑野郎が気になるのか?心配か?」
萌奈「…助けてくれたのは嬉しい!でも…やりすぎだよ!やるのはいいけど、後のことを考えなよ!」
清 「それだけか?」
萌奈「えっ?」
清 「言いたいことはそれだけかって聞いてんだよ‼︎」
萌奈「!」ビクッ
清 「甘ぇよ。もしかしたらお前がああなってたかもしんねぇんだぞ!」バッ
萌奈「!何その腕の傷?」
清 「…!帰る!」ダッ
萌奈「待って清!」
最悪だ…傷を見られた…!