第2章 憧れの…
だいぶ長らくお待たせしました~!
一方その頃…
「朝ご飯よ~。起きなさーい」
ふわぁ。なんか聞き覚えのない声がしたわね。誰かしら?
「誰がこのわたくしを起こしたのかしら?」
「あらみれい。最近学校でそういう貴族ぶるお遊びが流行ってるのー?ほんとに気が小さいったらなかったのに、そういう度胸があるの、ママ、すっごくうれしいわぁ~」
学校…?わたくしはそんなの知りませんわ。
まぁとりあえず起きましょう。
…パチクリ。ここはどこかしら?これはもしかしたら、異世界に転生したのかもしれないわね。もしそうなら、わたくしの身体が変わっていないか確認しないと行けないわ!
えぇっ!?なんてことですの!可愛らしくてふわふわしていますわ!それにこの永らく憧れてきたこの漆黒の髪…!!素晴らしいですわ!、おほん…いけないですわね。わたくしはれっきとした貴族ですのよ。後であの、ママとやらに対してはちゃんと気取った態度を取らねばわたくしの体面がもちませぬわっ!!…おっと、わたくしとしたことが、自己紹介を忘れておりました。彼の有名なメディウス子爵家の長女ミレーですわっ!!え?わたくしをしりませんの?余程の世間知らずのようですわね。実に罪深いですわ。そうそう、忘れてはいけないわ。今から下に行って、ママとやらに感しゃ…じゃなくて、詰問しなければなりませんのよ。待ってなさい!今行くわよ!
ミレイのツンデレプラスお嬢様、いかがですか?