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なんで、そして、いつか  作者: なんでいつも
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13.樺太占領?逆占領?

来ました。樺太に。早くもオロシアとの衝突の場面です。

13.樺太占領?逆占領?

1874年9月15日12時00分、ニコラエフスク・ナ・アムーレ。私風間隼人陸将補は、第1大隊と第2大隊第3中隊を率いて、沿海州の州都に来ている。1858年のアイグン条約と1860年の北京条約でロシア帝国に割譲され、この地はロシアの一部になっている。

「ガスマスク解除可能濃度になりました。」

嵐山大介陸1佐が報告する。1997年発効した化学兵器禁止条約は、今現在存在しない。20式5.56mm小銃(月産2000丁)、5.56x45mmNATO弾(月産50万発)の他、このガス弾(月産100丁、1000発)も傾斜生産されていた。

「伝令。第1大隊第1中隊は市内残存兵索敵殲滅、第1大隊第2中隊は防御塹壕構築、第1大隊第3中隊は外周警備及び市街3km偵察。施設大隊は上陸し、資材搬入及び拠点構築。第2大隊第3中隊は野営地設営。使える建物は接収し有効活用。」

「復唱。第1・・・」

「よし、かかれ。」

軍構成は第1軍明治政府直轄軍1万、第2軍明治政府西郷軍1万、第3軍常陸軍1万で、西郷軍1万を除き、フタマル装備である。西郷軍1万はスナイドル銃口径14.7mm装備であるが、ハバロフスク進行中に随時装備換装・訓練予定である。

5.56x45mmNATO弾は小口径で軽量な弾薬には、各兵士の荷物の重量を抑えて携行弾薬数を増やせる利点がある。この銃はスナイドル銃より4割短く、1割軽い。

敵敵4万の上陸は、多数の小舟によるもので、昨日、間宮海上で壊滅した。連射性に優れる20式5.56mm小銃が活躍した。対人狙撃銃M24SWS(7.62×51mmNATO弾)が活躍した。月産100丁、1000弾で現在狙撃兵1000人と少ないが、敵地への上陸後の進行において、敵守備兵を多数狙撃した。レミントンM24(狙撃銃)、固定倍率10倍レオポルド社製ウルトラM3スコープ(照準器)、ハリス社製バイポッド(銃床前部二脚)を独自生産している。

敵基地侵攻時は、対人狙撃銃M24SWS(7.62×51mmNATO弾)が活躍した。月産100丁、1000弾で現在狙撃兵1000人と少ないが、ガス攻撃が有効打になったのもこの援護が大きい。レミントンM24(狙撃銃)、固定倍率10倍レオポルド社製ウルトラM3スコープ(照準器)、ハリス社製バイポッド(銃床前部二脚)を独自生産し組み合わせたものだ。


我々は、出航拠点を艦砲射撃の上、逆上陸した。第3軍本隊はニコラエフスク・ナ・アムーレ、第3軍第2大隊第1中隊と第2中隊でコンスタンチノフカ、チニルラフ、オゼルパフ、ヴラシエヴォ、ニージュネエ・プロンゲ、シャオレを占領した。今後マヴォ、タフタ、ティル、アンニンスキエ・ミネラリニエ・ヴォディ、ウフタ、ボゴロツコエ、と進行し第2軍と合流予定だ。

第3軍第3大隊原田1佐は北方のチュミカン 、アルガゼヤ(ドム・タイメニャ) 、トロム、トゥグル、ウツコエを制圧中だ。ゼア・セレムジャ地域の鉄鉱石を目標にする。常陸鉄鋼社員が1万も同伴している。チュミカンから250kmの鉄道を引いて港湾を整備し、2年後は年産250万トンの鉄鉱石を産出する予定だ。

第2軍は南方のラザレフ、デ=カストリ、ボリシエ・サンニキ、マリンスキー・レイド、マリインスコエ、ソフィスク 、ブラヴァー、ドゥジ、ソロンツィを制圧中だ。ソフィスク以下南は増援の上ハバロフスクを目標にする。

第1軍は樺太護衛というか、樺太制圧だ。ロシア人を片っ端から拘束し、南樺太川上炭坑、泊居炭鉱での労働者とするかロシア送還する予定だ。第1軍は大泊に樺太庁を設立した。樺太の石炭埋蔵量は約20億トンにのぼり、史実では川上炭坑、泊居炭坑で年産25万トンを記録したが、常陸協力の露天掘り機械掘削と鉄道輸送整備により、2年後は年産200万トンを目指す予定だ。炭鉱は常陸鉱業に払い下げる予定だ。

戦闘シーンあっさりしすぎですみません。残虐なカットは極力排除する方針なので、物足りない方には謝罪します。次回は、忍がまた変なミッションを受けます。

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