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第三章 あらすじ
皇王国の首都へと向かう宗次郎たち。いよいよ、燈の”剣”になるという約束を叶えるときが来たのだ。
予定としては、宗次郎たちを出迎えるための国王との謁見。皐月杯の成功と妖の討伐を記念しての祝宴。宗次郎の今後を決定するための十二神将による神将会議。それらを終え、最後のメインイベントとして、幼い頃に交わした約束を果たすはずであったが……。
謁見において宗次郎は褒美に、かつての主、皇大地の墓参りを願う。友の死を実感し、千年という時間の流れと孤独に向き合う宗次郎。思い入れのある王城に、燈と政治的に敵対している王族たちとの出会いに、宗次郎の心は摩耗していく。そんな彼に複雑な表情を送る燈。
トドメに、ある人物にかつての友の面影を見出した宗次郎に、燈は剣の選定をやめると言い出して!?
果たして宗次郎は燈の剣になれるのか。乞うご期待。
本編は来月中に投稿できたらいいな、と思っております。




