聖女ちゃんおめめいたい。
ξ˚⊿˚)ξ <あっ、理科!?さんこと在り処さんがレビュー書いて下さいました!
ヽξ˚⊿˚)ξノせいじょちゃんかわいい!
ξ˚⊿˚)ξ <さらに秋の桜子さんがキャラメーカーでイラストつくってくれましたの!
Picrewの「2人ジュースの底」でつくったよ! https://picrew.me/share?cd=Jwupa83lnl #Picrew #2人ジュースの底
ヽξ˚⊿˚)ξノせいじょちゃんかわいい!
俺は風呂場の前まで行き、ツェツィリーちゃんに声をかける。
曇り硝子の向こう、肌色の人影がうずくまっていた。
「どうした!」
「……しゃんぷぅ め いたい」
子供か!……いや、俺が説明不足なのが悪いのか。
「顔を洗って!」
「……みえない たすけて」
……!落ち着け、俺。ステイステイ。
「たらいは!?」
曇り硝子の向こうで肌色の人影が動く。ガタンと音。あー、手を動かして石鹸とかの棚を落としたな……。
「ごめん どっかいった いたいっ きょーすけ」
あー…………もー。むしろなまこの神が邪神なのでは?あるいは矢吹なんとか太朗って名前だったりしないかその神。
「入っていいの?」
「おねがい」
「……せめて胸隠しててくれ」
深呼吸ひとつ……。扉をあける。
なぜか確信していたとおりツェツィリーちゃんはこちらを向いて座っており、豊かな胸を力を込めて両手で隠している。
そのせいで逆に胸が大きく変形していてだね……。
擬音で言うと、むにゅう。きょにゅうなのにむにゅう。とつまらぬ駄洒落が浮かぶ。
仄かに桜色に色づく雪のような肌が目に毒である。
特効:俺。
頭にはつけすぎたのかシャンプーが大きな泡の塊をつくり、それが顔へと垂れていた。……うん。それで目を開けたら痛かろう。
シャワーヘッドが……なんで股下通って向こう側なんだよ絶対拾わねぇぞ。
たらいが……どう吹き飛ばしたのか浴室の隅に。
くっそ、この聖女、絶対『ぽんこつせいじょ』か『どじっこせいじょ』の2つ名のが似合うだろう。
「目をつぶってろよ」
俺は心の中で悪態をつきながらたらいを拾い、浴槽からお湯を掬ってツェツィリーちゃんの頭にかける。
「ひゃー」