表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
145/163

聖女ちゃんおやすみ。

 さて、風呂である。


 つまり転職タイムである。


 昨日の夜せっかく賢者に転職したというのに、朝イチにはもうダメだったからな。まあ同衾してきたツェツィリーちゃんが諸悪の根源な訳だが。

 賢者を堕落させるのだからやはり聖女じゃなくて性女……。


 バカなことを考えつつ服を脱いで洗濯籠に入れていく。

 服を脱ぐと、転職の準備は万端だ!と言いたげな体の一部が目に入る。……うーむ。


 俺は熱気のこもる浴室へと入り、まずは儀式に勤しむのであった。


「ふぃー……」


 賢者となった俺は汗を流し、ゆっくりと浴槽にてため息をつく。

 まああれだ。昨日の失敗は出た後にもう一度儀式を行ってしまった事であって、さすがに今日は大丈夫である。


「……ふぁぅ」


 あくびが出る。……寝よう。


 ざばりと上がってタオルで身体を拭い、寝間着に着換えてそっと部屋を覗く。


 電気が着けっぱなしの部屋の中、ツェツィリーちゃんはベッドの端に横たわり、すうすうと寝息を立てていた。

 たわわな果実がゆっくりと上下している。


 俺は流しで水を飲み、電気を消す。

 新しく買った枕をベッドに並べて布団に入る。ツェツィリーちゃんがごそごそと頭をこちらに近づけてくる。

 やっぱり気付くのか。


「…………ゆかで ねようと しない えらい」


 ツェツィリーちゃんが呟く。


「捕まるからね」


 にまりと笑われた気配がする。


「むふー おやすみ きょーすけ」


「おやすみ ツェツィリー」


 ちょんと鼻同士が当たって気配が隣の枕に離れていった。

 第二部完!2日目完ですね!


 9万字になりました!やー、何も考えずに書けるの凄い。


 さて、また1週間位お休みを頂いて、地図と写真をあげてからの連載再開って感じになるかと思いますのでー。


 皆さまよろしくお願いいたします。



 ついでにちょっと広告。


 昨日からエッセイを投稿しております。

『なろう用語の基礎知識』ってやつ。辞書ですね!

 これも毎日更新しますのでぜひよろしくー。10万字くらい予約投稿してますのー。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
i521206
― 新着の感想 ―
[良い点] >ちょんと鼻同士が当たって 鼻ちゅーですね。猫ちゃんムーブですね。 尊いです……ありがとうこざいます。
[一言] こいつ毎日転職してんな( ˘ω˘ ) >ちょんと鼻同士が当たって気配が隣の枕に離れていった。 ギルティじゃああああああああ!!!!!!!
[一言] お疲れ様でした。 きょーすけ、若いんだから転職作業は念入りにね。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ