聖女ちゃんしびびびび。
まあ、いつかの魔法より今日の仕事だ。今は……1時半過ぎか。30分くらい寝たのか?まあ短時間でもだいぶスッキリした気はする。
「ツェツィリーのおかげでだいぶスッキリした」
「どう いたしまして」
ツェツィリーちゃんはにこりと笑う。
「昨日の続きでちょっと買い物行くか。
細々としたもの買って……まだ食事の気分では無いけど、帰ったら夕飯作って俺は仕事行くかな」
「はい なに かう?」
「えーと、今日全部買えるかは分からないけど、洗濯ネットと、食器が少し足りないのと、調味料も切れてるのある。あとはベッドは増やせないけど枕くらいは2つにしたい。クッション、座るとこももう一つ欲しいね」
俺は指折り数えていく。
「おてすう おかけします」
「良いよー、んじゃ行こうか」
俺は座ってるツェツィリーちゃんに手を差し伸べると、ツェツィリーちゃんの手が俺の手に重ねられる。
ツェツィリーちゃんの手を軽く引き上げ、立ち上がらせると……。
「あぅっ……!」
ツェツィリーちゃんは膝から崩れ落ちた。慌てて抱き止める。
俺の腹のあたりに彼女の顔、胸が俺の腰のあたりで押し潰されてっ……!
「ど、どうした?」
「あ あしが」
「脚がどうした?」
「し しびれて……」
……膝枕のせいですね。
俺は屈み込んでツェツィリーちゃんの膝の下に腕を差し入れ、横抱きに抱え上げるとベッドの上に寝かせた。
「痺れが止まるまでムリしない」