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スライム〜最後に立ってる勝利者に俺はなる!〜  作者: 辻口 迷彩
スライムは勝つ為に成長する
2/7

第2話 スライム、作業ゲーだってよ。

目覚めたと思ったら真っ暗であった。

はて?なぜ真っ暗なのかな?

こんなんじゃ、ステータスも見れない!

いや、スライム目なんて無いじゃん!

ど、どうする?こ、こういう時は魔力とかで見るってどっかの小説の主人公が言っていた気がする!

大体血液みたいに流れてるらしいけどどんな感じだ?

あー流れますねーってなるかー!

みつからねぇよ!

まず少し動いてみよう。

一歩。

あれ?う、動かないぞ?

いや、そもそも足で動かないじゃんスライム!

這いずる感覚でやってみるか?

ん?なんか腹?が動いた気がする。

もう一回、ズルっ。

おっ、これは面白い。もうちょっと動いてみるか、ズルっズルっズルっ。

いや、目が見えない状態で動くの危険過ぎないか?

心眼、生えてこないかな?

それより、この世界だと魔物はチュートリアルなんてものは無いと掲示板で書かれていたけどここまで酷いと泣けてくるね。名前なにそれおいしいの?

思考操作でステータスでないかな?

んー、えいっ!

ピロン

おっやった!

これは人間にとっては小さな一歩だがスライムにとっては大きな一歩だ。

何言ってるんだろう自分。

それよりもステータスだ。

どれどれ?


スライム

Lv1

HP1

MP1

STR1

VIT1

INT1

MIND1

AGI1

DEX1

LUK0以下

固有スキル

捕食Lv1 無限の胃袋ー

スキル

物理耐性Lv1


これは酷い。

オール1とは、運に至ってはマイナスにいってるかもしれないとは、しかもスキルは捕食と無限の胃袋だけとは、いや無限の胃袋は使えそうだけど。

スキルの詳細は見れるのかな?

えいっ!

捕食Lv1

食べるただそれだけ、なんでも食える。

無限の胃袋

食べたものを保存できる。

出すことも可能。

アイテムボックスがない魔物にとって最高のスキル。

無限の胃袋強いな。

ただし捕食貴様は駄目だ。

こうなったらやれることは、ただ一つ。

そう地面を食う!いやその前に魔素とかそういう空気にある魔力とかないかな?

それを食ってみれば魔力感知とか生えないかな?

空気を食う感じ?

ただ捕食のおかげかわからないが食い方はわかる。

やってみるか?

イメージしてみたら、空気の中に変なものがある感じがわかった。

それが身体?のなかにあるのもわかった、それを動かすイメージを、そうしたら数秒で意識が消えた。



起きた。

確かに少しは動いたんだ。でもよく考えたら魔力1しか無いじゃん。

どっかの小説よろしく増えて無いかな?

ステータスをみてみる。

そこには、

MP2

と書かれていた。

更にスキルには

魔力感知と魔力操作が生えていた。

ヨッッシャャア!

魔力を動かしながら地面を食べてみるか。そうして地面を食ってみようとしたら、食べたら地面が回復したのだ。何言ってるかわからないが自分でもよくわからねぇ。体が沈んで少し食べてるなと思ったら体が急に浮いて戻されたんだ。

以下略。

どうやらここはいくら食っても大丈夫という事だろう。

そうして、魔力操作と地面を食い続けてたまに気絶してたら、こうなった。

作業時間ステータス画面を見たら12時間

ぐらい経っていた。

その結果

MP87

魔力感知Lv3

魔力操作Lv2

捕食Lv6

となっていた。

スライム、超大器晩成型過ぎないか!?

12時間の作業でも少ししか伸びてないぞ!レベル上げ出来ないからスキル上げしてるのに!

そんなことを考えたら、パリンッ!

『死亡しました。』

はっ?

『デスペナルティーを与えられないほど弱いため救済措置を実行します。スキル添付、了承されました。スキル視覚スキルを添付します。』

せ、世界が見えるー!

デスペナルティ担当の運営さん、ありがとう!

さてここは?

ここはどう見ても誰もいない夜の草原であった。

この小説はスライムの成長物語にしようと思ってます。

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