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スライム〜最後に立ってる勝利者に俺はなる!〜  作者: 辻口 迷彩
スライムは勝つ為に成長する
1/7

第1話 俺、スライムになるってよ。

ポヨン、ポヨン。

やっっと動いたー!

何故こんなことになってるか、このことについて話すのならばまずこの世界いやゲームについて話す事が必要だろう。

2050年とある人間がある物を開発した。人間の脳に対し世界を誤認させる程度の装置であった。それはキッカケに過ぎなかった。

それにより人々は一致団結した。

ある者は猫耳少女を!

ある者は無双を!

ある者はチーレムを!

ある者は戦闘を!

ある者は考察を!

そんな欲望で人々は集まった。そう、誤認ができるのならば、人々の妄想の果てに行き着いた作品そうVRMMOができるのではないか!

欲望によって集まってしまった者たちはそれぞれ有能だった否、有能すぎた。

数ヶ月で五感を完全に再現し、殺気などのありえないものも再現し、遂には各々の欲望を込めた作品を作ってしまったのだ。

その人類の欲望の果て、

クライムソウルオンラインを。

人々の欲望から来たこの作品は瞬く間に広がっていった。

作ったものたちはネタバレはいやだ!といい。無駄に作っていた子会社に運営を丸投げした。

とこれが一般的に知られている内容である。

そしてそのクライムソウルオンラインを買ったのがこの俺、二宮 流だ。

昨日朝から並び、一番で買った。

高校生であったがたまたま買った宝くじがまた当たりもう普通に暮らせる資金を得たためたまにしか通ってない。

それより、今はこのゲームだ!

頭に付けてダイブスタートと言うだけでやれるのだ、さぁやるぞダイブスタート!



ーー我は罪であった。それを重ね生きていた。ならばお前はどうする。我と同じく罪を重ねるか?それともーー


そんな声が聞こえた。

その時目は開いた。

そこは書斎に見えた。少女が本を読んでいた。

「あぁ君が迷い人か、君には二つ選択肢がある。」

凛とした声が書斎に響き渡る。声は出なかった。美しさに見惚れたからか、システム上出来ないだけかはわからない。

「一つは人間として世界に降り立つことだ。君達から見ればイージーモードだ。楽に装備を整えられ戦闘もでき、幸福な人生を送れるだろう。もう一つは魔物となることだ。魔物は肉体が強く成長性が高いのが特徴さ。さぁどうするんだい?」

そうこのゲーム魔物にもなれるのだ。

掲示板でも人間の方がすぐに強くなるし、戦いやすいということをβ版の参加者が書き込んでいた。

だから俺は魔物を選ぶ。

よくこう言うだろ最後に立っていたのが勝者だと。だから俺は最後に立った奴になるのだ。


「ふーん、そうするのか、あはははそうなるかぁ!なら君をスライムにしようそうしよう!正に君の考えた通りのことになるだろうね。さぁスライムにするかい。でも僕はスライム以外はないと思ってるから魔物はそれしかないよ。」


「あぁじゃ頼む!」


「君ならば¥%>にもなれるかもね。ではまた会える時を待ってるよ。」

なんて言ってるんだ。何を言ってるんだ?

「じゃ、頑張ってくれ!」

そうして俺の意識は消えていった。



箸休め的なものですが書き続けます。

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