フェンリルと契約
〔フェンリル君どこかな〕
我はロン、今フェンリルという魔獣を探している、あやつは魔力が多いから遊び相手にはちょうどいいし、肉が美味い、それはもう幻の肉とも言われている、何故ならば、フェンリルは強い、一体でも100人の隊長クラスのやつを無傷で生還するし、しかも何体もの群れで行動する、だから勝てないのだ、
無論前々世ではフェンリルなんて雑魚だったけど
フェンリルを見つけた、幻術魔法で一体だけ群れから離れさせておく、のこりは無視しよう、何故なら、いくら魔力が多いといえど子どもの魔力の放出なんてたかが知れている 。
あとタイマン張りたいし
〔おいそこのフェンリル〕と言った瞬間襲いかかって来た
流石フェンリル速い、だが対応できる!
噛み付こうとしてきたので、魔力で壁を作ったらフェンリルが反応して、横によけて氷の槍を作り飛ばして来たそれを俺が掴み、砕け散った、そしたら急に話掛けて来た
《そこの餓鬼、お前けっこうやるな》
〔念話を使えるとは面白い、お前こそ強いじゃねえか、そう話掛けて来たということは何か要件があるのじゃないのか〕
フェンリルが話し掛けて来たときは大抵気に入ったか負けているときだ、まあどちらにしろ契約する
《そうだよ、お前の魔力を私に渡せ、そうしたら契約してやる》
やはり契約か、
契約とは、契約主と契約者で、素材を共有したり、場所の確認や能力の共有だと色々あるとだ、デメリットはたまに強制で呼び出すことと魔力をたまに供給するだけだからね
〔良いよ、ただし理由を聞かしてくれ〕
《お前の魔力はうまそうだし、訓練の相手にはちょうどいいからな》
なるほどまぁ元賢者だし質が良いいしわかったけど、フェンリルってこんなのだったけ?
《では契約を結ぶぞ》
【我汝の身心に契約する、我契約し強きを求めん】
《これでお前も念話と狼化が使えるぞ》
《ナイスでお前の名前はなんだ》
《ロウカだ》
《ならよろしくロウカ、俺は家に帰る》
《私も連れて行け〜」