表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
15/80

第一章.15

「「おはようございます。」」

部屋を出て宿屋のカウンターに顔を出し、マルコヴナさんに挨拶をする。

「おう、おはよう。よく眠れたか?」

彼はこちらに手を上げて聞いてくる。

僕達が頷くとカウンターの裏から女性が出てきた。

「あら、おはよう。貴方達ね?主人が言ってた新人のお客さんって。」

どうやらマルコヴナさんの奥さんの様で、食堂を主に担当しているらしい。

「冒険者同士の揉め事なんて珍しくもなんともないから気にしなくても大丈夫よ。

そんな子達に限ってそのうち大物を狩ってくるんだから、箔がついたと思いなさい。」

そう言って笑う女将さんに僕が、

「ええ、でも今は早くお金を稼げるようになって、2人部屋か2部屋にしたいです。」

と言うとマルコヴナさんと女将さんは期待しているぞと笑ってくれた。

女将さんは仕事があると言って裏に行き、僕達は2人で食堂に行こうとすると、マルコヴナさんが英雄の腕を引き寄せて内緒話を始めた。


『おい、あの反応を見る限り本当に何もなかった様じゃねえか。何で防音かどうかなんて聞いたんだよ? いくら風呂付だからって1人部屋に若い男女が泊まったんだぞ?』

『仕方ないじゃないですか親父さん!! 昨日の夕方この街について、そのままギルドへ行って登録したら喧嘩しちゃってイヴァンさんのお世話になってあの時間ですよ!? 若さにも限度がありますって!!』

『まったく、ここは低ランクの宿だが、精力剤もゴムも売っているから、必要なら言うんだぞ? まさか、知らないとは言わないよな!?』

『うるせえエロ親父!! 女将さんにある事ない事ぶちまけるぞ!!』

『やめろ!! そんなことしたらまた叩き出されちまう!!』

『前科持ちかよ!?』


いいなー男同士の内緒話って。こうやって仲間外れにされるのは寂しいね。元が男だと特に疎外感が凄いです。

「おーい先に行ってるぞ?」

色々と悲しくなるので考えを打ち切り行動する事にした。

捕まったままの英雄は置いて、僕は振り返り歩き出す。


「すいません、父がご迷惑をお掛けしてしまったようで。」

食堂に行こうとすると隣にある従業員専用の入り口から声が掛る。僕がそちらを向くと、線の細い男がいた。今の言葉を聞く限りマルコヴナさんの子供で、年齢は18ぐらいか?顔立ちが日本人じゃないからもう少し若いのかもしれない。

「いいえ、気にしないでください。ずっと女との二人旅だったから、ああやって気にかけてくれる男の人がいると僕も助かりますよ。」

僕がそう言って微笑むと相手の男の子は少し赤くなる。

わかるぞ。仕事に慣れれば慣れる程、突発的に言われた事への対処が難しくなるんだよね。特に同業者と思われる人の何気ない気遣いは心温まる。

「2人なんですけど、席は空いてますか?」

僕が聞くと彼は慌てて頷き、食堂のカウンター席へ案内してくれた。うむ、いい子じゃないか。

案内された席に朝食が届き、食べようとした所で英雄がやってきた。げっそりしている。

「何言われたんだよ?」

「俺は、1人部屋で連れの女に手を出さないヘタレ野郎の称号を頂いたよ。」

聞こえていたのであろう後ろの席から笑いが漏れる。

「安心しろ、僕はそのおかげで助かっているんだから。ヘタレでいいじゃないか。そのうち可愛い女の子を掴まえればいいし、お金が稼げるようになったら娼館に行けばいいよ。と言っても安い所は駄目だよ?」

「お前が人の目のある所で理解力のある女をやるから、俺はどうしようもないヘタレって皆から見られているんだよ。」

そういって苦笑する。

僕達は黒髪という事と、昨日イヴァンさんと一緒にいた事から、結構な視線を受けていた。

早く慣れるか、常連さんになろう。

そんな事を考えながら朝食を終え、部屋に戻った僕達は今後の事を相談し、僕は回復と支援の習得を、英雄は魔力操作に少しでも慣れようと被害の出ない回復魔法を練習した。

時刻が10時30分になった事を確認して僕達はギルドへと向かう事とした。目的地はここから徒歩で10分ぐらいの距離で予定の時間よりは早いが、要件が要件だ。それに中堅冒険者なら仕事の関係で間違いなく向こうは揃っているだろう。

そう当たりを付けてギルドへ行く途中で僕達はイヴァンさんに捕まった。

「おう、早いじゃねえか。悪い知らせか?」

「逆ですよ。解決の糸口が見つかりました。その代りイヴァンさん達も含めて僕達の安全の為に協力してもらいますよ?」

「そうか・・・・そうか、ありがとう。俺達が出来る事なら何でも言ってくれ。安請け合いするのはマズイが、お前たちにはそれだけの事をしちまったからな。」

そう言って安堵の息を漏らすイヴァンさんはとても嬉しそうだった。

「だがイヴァンさん、まだ糸口であって解決ではないんです。詳しくは向こうで話しましょう。」

英雄がそう言うとイヴァンさんは頷いた。

「しかし、いつから待っていたんですか?道はここしか知らないから張るのは簡単でしょうけど・・・・」

僕がそう聞くとイヴァンさんは気まずそうに笑って教えてくれた。

「マルコヴナもアドリアーナ達の知り合いでな。お前さんたちがアデリーナと揉めた事をどこかで聞いて、俺に気を回して連絡をくれたのさ。怒らないでやってくれ。

俺達はあいつらが駆け出しのころから知っているものでな・・・・」

「それは別に構いませんよ。むしろそう言う人情の無い相手だったら決して信用しません。金を積まれるだけで簡単に情報を吐く店主だったら今日中に出て行きますよ。」

僕がそう言うとイヴァンさんはありがとうと言った。

何時の時代も人情は強力だ。僕自身そんな人の温かい心は大好きだしね。

その後は英雄と一緒に戦いの心構えの様なものを教えてもらいながらギルドへと向かった。


ギルドに着くとそのまま昨日の防音部屋に案内されたのだが、ロビーでは初心者が中堅に喧嘩を売ったという噂が広まっていたそうで、僕達は美人PTに迷惑を掛けた超問題児と言う風に冷たい視線に晒され、聞こえるように悪態をつかれた。外国人である事も拍車を掛けていそうだ。絡もうとしてくる奴もいたのだが、イヴァンさんが殺気を放った瞬間みんな一斉に黙った。本当に何者だろう?

ちなみに一番被害を受けたのは間違いなくその後ろを歩いていた僕達である。怖かった・・・・

その時偶然見つけてしまったのだが、併設されている酒場に座っていた原因の3人組は凄く肩身が狭そうだった。イヴァンさん曰く、情報操作をするにしても、先に僕達との口裏を合わせた方が良いだろうという事であえて噂を否定しなかったらしい。

部屋の中ではジナイーダさんが既に待っており、別種の防音魔法も掛けてくれたようだ。僕達は中に入り、彼女たちも来て全員が椅子に座ったことを確認すると、僕は挨拶もそこそこに本題を切り出した。

「とりあえず結論から言いましょう。僕達は皆さんに協力をする事にしました。

そして昨夜、知人に連絡を取ってみたのですが、解決の糸口があるとの事です。」

僕の言葉に女性陣の顔に希望が灯る。

「ただしまだ糸口であり、解決ではありません。で、方法なんですが、イヴァンさんの知り合いに今回の件を任せられるほど信用ができ、解呪薬を作成する事が出来る錬金術師か薬師はいらっしゃいますか?」

僕の言葉にイヴァンさんは頷き、アデリーナさんを指差して言う。

「そいつが薬師だから問題ない。作れたよな?」

彼が聞くとアデリーナさんは問題ないと言い頷く。そっか、エルフだったねこの人。

「6個分の材料が必要ですが、それを集める当ては有りますか?」

彼女は頷いて言う。

「ええ、それだけならストックでも作れるわ。私達生産側の話になるのだけど、解呪薬の作成難易度は低いから素材もこの街の店で揃えられるし、6個程度なら今日中に作る事が出来るわ。」

僕と英雄はお互いに見合う。

「終わっちゃったね。」

「ああ、もう少し手間取るかと思ったな。」

呆気にとられていた僕達を見て、部屋の面々が首を傾げている。

「では皆さん、今から言う話は完全に他言無用でお願いします。」

全員が頷くのを見て、僕はウエストポーチから真っ赤な液体の入った小瓶を1つテーブルに取り出す。

「それは?」

ジナイーダさんがそれを見て聞いて来た。純粋に気になったのだろう。

「これは僕の血です。解呪薬を作成する際にこれを1つ混ぜてください。後は毎日服用させ、体力が回復すれば治るかもしれないとの事です。」

みんなは僕が生命族だと予測しているので、今更隠すものでもない。

「僕は生命族ではなく、そうですね・・・・その親戚になります。

そしてお察しの通り、僕の体の一部を混ぜる事で作られた物は効果が伸びます。

今回の場合は僕の血を混ぜる事で解呪薬を強化してアドリアーナさんを治そうと思います。」

僕の言葉を聞いて、それをゆっくりと理解したアデリーナさんは手で顔を覆って涙を流す。

カリーナさんはこちらに深々と頭を下げ、ジーナさん(狐のお姉さん)は涙を溜めながら、しかし嬉しそうにアデリーナさんの頭を撫でていた。

「アスマ君、この子たちに協力してくれて本当にありがとう。私とイヴァンで出来る事なら力を貸すわ。ありがとう・・・・」

ジナイーダさんも目を赤くして頭を下げてきた。大人の余裕を崩さない様に涙を我慢しているのだろう。こんな時まで保護者として振舞う彼女はやはり強い人だ。

そこにイヴァンさんが重く声を出す。

「よーし、アドリアーナの方は目処がついた。次は俺達の番だ。さっきのロビーを見ればわかると思うが、今回はお前たちが動いた事と、アスマが加わった事で大事になり過ぎた。俺達でどうにかする必要がある事を忘れるな。」

そう言うと彼女たちはハッとした表情で固まる。折角の美人さん達が、泣き顔でボロボロだったが、その顔を見た僕達は自分たちが間違っていない事を知り、心から安堵した。



とりあえず噂については、僕達がアドリアーナさんを治す薬の材料を持っていた事を精霊が気付いて、そのことを知り、焦ったアデリーナさんが暴走したという事にした。

この街の多くは、彼女たちが4人パーティーだった事を知っているので一番無難であろうという事からだ。

逆に考えると、それだけ彼女たちが思い詰めて活動していたのが窺える。

次に報酬の事となったのだが、僕達にも考えが有ったので英雄が口を開いた。

「その事でイヴァンさんにお願いがあるんですが。」

英雄が僕を見てくるので頷き返す。

「ああ、何でも言ってくれ。」

イヴァンさんが真剣な顔で頷くと、

「俺と遊馬に戦い方を教えてくれませんか? それこそ装備の揃え方とか入門編からです。」

「え?あ、ああ、それぐらいなら構わないが・・・・本当にそれだけでいいのか?」

「構いません。と言うか、僕達は自衛の手段から揃えないと色々と拙いので、初心者講習以外で色々と教えて下さると助かります。それに今回の報酬がお金ではなく、イヴァンさんへの師事となれば、金銭目的で襲われる事は無くなります。」

これは今朝宿で相談して決めた事だ。ド素人から素人への脱却と、安全面を考えての選択であった。

初心者プレートが大金を持っているとなればカモが葱を背負っている様なものだ。危険すぎる。

僕がそう言うとイヴァンさんは二つ返事で頷いた。

これで近接戦闘における最低限の備えができるので英雄についてはかなり安心する事が出来る。

皆は本当にそれでいいのかと不安そうな顔をしていたので、必要な時に協力してもらうことを約束すると何とか頷いてくれた。

それよりも僕は絶対に言わなくてはならない事があった。

僕はメモ用紙を取り出して言う。

「さて、報酬や噂関係はこれぐらいでいいと思います。そろそろ僕の血の扱いを説明しておきたいと思います。使い方を間違えると大変な事になるので注意してください。」

そういうとアデリーナが慌ててメモと書き物を出した。そんなに慌てなくても良いのに。

「まず、最初に言っておかないといけないのは僕の血が劇薬だという事です。」

そう言ってカバンの中から残りの5本を取り出し並べて続ける。

「解呪薬1つに対して小瓶1つが分量です。それ以上は決して混ぜないでください。致死量となります。」

真剣な顔でメモを書き終わるのを見て言う。

「服用は1日1回で、朝に飲ませると良いそうです。24時間以内に2本以上飲ませると、体が耐え切れず、死に至るのはほぼ確実との事ですので、時間には気を付けてください。

それと作成するときは既存の物に混ぜるのではなく、作成後1時間以内の物に混ぜてください。私からは以上になります。」

今朝の電話でマレフィ姉さんから聞いた事を告げ、アデリーナさんはメモを書き終えると一度僕に確認し、小瓶と一緒に大切そうに仕舞った。ちなみに鮮度については彼女たちのアイテムボックスなら気にならないらしい。

羨ましい。はやくリュック生活を卒業したいな。


「こんな所かな?」

英雄が言うとイヴァンさんが慌てた様に言う。

「っと、すまねえ忘れてた。今回の件だが、ギルドマスターへの報告はどうする?

事が事だからな。素材提供と俺の指導で決着をつけるのは悪く無いんだが、信頼できる人だし、あの人にだけは真実を伝えておいた方が良いと思う。危ない人間が街に入って来た時に真っ先に情報を流してもらえるしな。」

僕と英雄が大丈夫なのかと視線を向けると、ジナイーダさんが引き継ぐ。

「ギルドマスターは信用しても大丈夫よ。彼はエルフで、100年以上この街のマスターを続けている人だから圧力にも平然としているし、今の職が楽しいと言ってあの手この手で移動や勧誘を回避してきた人だから、この情報を持った所で政治に使おうなんてしないわね。」

そう確信を持って言い切ったので僕達は信じる事にした。

それで話は終わりとなり、僕達が部屋から出ると、まだロビーにいる人たちがこちらを見て、ひそひそと話している。

日本人には辛いです。英雄も微妙な顔をしている。

僕達が固まっていると、アデリアーナさんが僕に頭を下げて、ありがとうと言い、握手を求めたので応じると、周りからどよめきが漏れる。

その後3人は製薬に取り掛かると言って僕達に手を振り走ってギルドを後にした。

それを呆気にとられて見ていると、隣にいるイヴァンさんへ見るからにベテランの男の人が話しかけてきた。

「よう、イヴァン。聞いたぜ? 今回は初心者とシルバーがやり合ったんだってな? そいつらが噂になってる初心者か?」

その人たちは僕を見ると意外そうな顔をしている。

「なあ、本当にこんな子達が喧嘩を吹っかけたのか?」

イヴァンさんは笑って答える。

「そんな訳無いだろ。アドリアーナの治療に使える素材をこいつらが持っていてな。」

その言葉を聞いていた人たちが驚きの表情で一斉にこちらを見る。き、気まずい!!

「助かるのか!?」

男の人がイヴァンさんに詰め寄る。

「分からんが、たぶん残り時間で一番確実な方法だろう。後は祈るしかねえな・・・・」

イヴァンさんは溜息を吐いて天井を仰ぐ。

「おいおい、本当に今回は何があったんだ? その話だけ聞くと、今回はそいつらが揉める理由なんて一切ないだろう?」

困惑している男の人にジナイーダさんが答える。

「まず噂が根本から間違っているからね。

事の初めはこの子たちが昨日ギルドに来た事からよ。その時、ギルドにアデリーナ達が居たの。で、あの子の精霊が2人に気が付いて、ジーナとカリーナに相談しているうちに彼らは外へ。焦ったアデリーナが色々と暴走して、戦闘態勢に入り。様子を見ていた私達が止めに入ったのよ。

この二人は完全に被害者な上に悪質な噂まで流れたんだから本当に酷い話しよ。

昨日今日と、あの3馬鹿はたっぷりと絞ってやったわ。」

溜息を吐くジナイーダさんを見て、最後の辺りから冷や汗を流しながら、男の人は納得していた。

うん、僕と英雄とイヴァンさんも似たような状態です。周りの人たちも視線を逸らしている。

「あの子達は、今から薬を作ると言って慌てた帰った所さ。」

イヴァンさんがニヤリと言うと、男の人が心配そうにこちらを見る。どうしたんだ?

「安心しろ。こいつらは初心者だったのもあって、報酬に金はもらってない。冒険者はともかく、傭兵に襲われて奪われちまうかもしれないからな。」

なんでも冒険者も荒くれ者は多いが、傭兵と比べてずっと横の繋がりが深いらしく、滅多な事では仲間同士で争うことは無いらしい。ただし、喧嘩はあるそうだ。

「おいおい、だったら何を報酬にしたんだ?」

「ああ、俺とジナイーダで少しの間面倒を見る事にした。」

2人の会話が聞こえたのだろう。残りの冒険者が驚愕の視線をこちらに向ける。

「なるほどな、アドリアーナが助かるかもしれないなら、決して高くは無いか。と言うか俺達おっさん連中からしたら安すぎるな。」

男の人が笑って言うと周りの人達がちらほらと頷く気配がする。

というか話を聞きたいのは分かるが、皆露骨に静かにしすぎだろ・・・・連携力凄いぞこいつら。

「よかったなお前ら。ゴールドランクのベテランから稽古をつけてもらえるなんて滅多にないぞ? 今吸収できる分だけでいいからしっかりと学んでおけよ。 実戦において、修行や経験だけは決して自分を裏切らないからな。頑張れよ。」

そう言って彼は手を振って出て行った。

それを皮切りに周りの人たちも騒ぎ出した。心なしか皆嬉しそうな顔をしている気がする。きっとアドリアーナさんの事で喜んでいるのだろう。

イヴァンさんは僕達を見て言う。

「ちなみにあいつもゴールドだ。若いときは二人でよく張り合ったもんだ。」

「ええ、その後始末が大変だったわ。」

すかさずジナイーダさんが笑顔で言い、イヴァンさんは視線を逸らした。


僕達は笑い合い、アデリーナさんの成功を祈った後、4人で併設された酒場で昼食をとり、午後はそのまま講習を受ける事にした。

2人は仕事があるという事で別れ。その後は問題なく一日を過ごし、宿で疲れを癒すのだった。


僕達は自室で魔法の練習をする時に今日の平和をしみじみと感じ、寝る事にした。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ