51/56
ビーエイト公国艦艇とは
ビーエイト公国の艦艇は主に四角の形に色々なものが付いたようにして出来上がっている。艦橋や機関といった特別なものを見受けることは出来ず、ただただ図形が浮かんでいるなぁ、としか見ることが出来ない。蒼からしたら感じることのできない美学がそこにあるらしい。設計者たちはそれが美しいと思って作ったのだろう。
図形にまた別の図形がついて複雑な形を作り出しているのが戦艦、普通の小さめの複雑なのが巡洋艦、というような区別でいいらしい。図形の表面が開き、その中から砲身が飛び出してくるのは何やらまた別の感性を彷彿とさせる。
ビーエイト公国自体が弱小国なこともあり、あまり軍艦は多くない。また他国と比べ軍艦の役割がきちんと分割されている。また軽巡洋艦以下全てがバースト、という機能を持っている。これはエンジン内部を直接燃やし尽くすことで発動することが出来る一度きりのオーバー出力で、どうしても味方の元へと急がなければならないタイミングなどで使われる。




