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 五月に入り、しばらく経ったある日の放課後。

 椿は図書室で勉強した後、本を借りて図書室から玄関に向かって歩いていると、どこからともなく、ニャーという猫の鳴き声が聞こえてきた。

 鳳峰学園の敷地内に猫が? と思った椿が周囲を窺うと、裏庭にキジトラ柄の野良猫が彼女の方を見ながらチョコンとお座りしていたのを発見した。

 まるで椿を待っているかのような猫の態度に誘われ、彼女は猫に近づいていく。

 だが、椿が近寄ると猫は触られたくないのかスルリと奥へ逃げて行ってしまう。

 ここまできて触らずに帰れない椿は猫の後を追いかけて奥へと移動していった。


 しばらく移動して、ようやく猫が移動を止めたので、椿は思う存分猫を触り始める。

 可愛い、可愛いと撫でていると、茂みの向こうの開けた場所に誰かがやってきたらしく、草木を踏みしめる音が聞こえてきた。

 こんな場所で猫と戯れているところを見られるのは色々とまずいと思い、椿は茂みの小さな穴からそっと向こうを覗き見ると、スケッチブックを片手に持った透子が立ち止まって周囲を見渡していた。

 やってきたのが透子であったことに椿は安心し、再び猫を触り始める。

 だが、立ち止まっている透子ではない別の人物の草木を踏みしめる音が聞こえたことで、椿は四つん這いになって茂みの向こうを窺い、現れた人物を見て驚いた。

 

「夏目、ここで何をしてるんだ?」

「あ、水嶋様。……実は美術部の校内スケッチの時間なんで良い場所がないかどうか探してたんです」

「それでこんな人気の無い場所にきたのか? 随分と辺りを見回してたから、迷ってるのかと思って声を掛けたんだが……」


 スケッチブックを抱えた透子は、最初は笑顔であったが、次第に口角が下がっていき眉を八の字にして情けない顔になってしまう。


「……水嶋様の言う通りです。恥ずかしながら、実は迷子になってます」

「……やっぱりか」

「スケッチするものを探してたのは本当なんですが、勘で歩いてたら帰り道を見失いました」


 ガックリと肩を落とした透子を見て恭介は何とも言えない顔をしている。

 椿も何とも言えない顔をしていた。


「うっかりにも程があるだろう……」

「わ、分かってますよ! でも、いくら鳳峰学園が広くても、歩いていればいつかどこかの場所に出られますから、きっと大丈夫です!」

「校内で迷って捜索願を出されないといいな」

「さすがにそれはないですよ。多分、恐らく……な、ないですよね?」


 自信なさげな透子の言葉に恭介は思いっきり噴き出してしまう。


「ちょっと! 水嶋様! 笑うなんてひどいじゃないですか!」

「……っ悪い。夏目の不安そうな顔を見たらつい」

「理由が酷いです!」

「悪かった。もう笑わない。ちゃんと僕が美術室まで送ってやるから」

「え? 水嶋様が送ってくれるんですか?」


 まさか恭介からそんな提案をされるとは思っていなかったのか、透子はひどく驚いているように見える。


「あぁ。どうする? 今から行くか? それとも、ここで絵を描くか? 僕はもう家に帰るだけで用事が無いから暇だけど」


 恭介の提案を聞いた透子はスケッチブックを抱えたまましばらく考え込んでいたが、恐る恐るといった風に彼に話し掛ける。


「あの、水嶋様が帰る時間になるまで待っててくれますか?」

「あぁ、構わない。どれを描くつもりなんだ?」

「あの木にします」


 比較的大きな木を指差した透子は、その場に座り込んでスケッチブックを開いて描き始める。

 立っていても仕方が無いと思ったのか、恭介も少し距離を置いて透子の隣に腰を下ろした。


 長居しそうな二人に四つん這いになっていた椿は片膝をそっと上げてクラウチングスタートのような体勢になる。

 早く立ち去って欲しいと思うし、覗き見するのはいかがなものかと椿は思っていた。

 だが、ここで物音を立てて良い雰囲気の二人の邪魔をするのも悪い気がする、と椿が脳内会議した結果、とりあえず黙っておこうという結論に達し、留まることに決めた。

 それにしても、人気のないところでこうして二人で話しているのを見た椿は、『恋花』で似たような流れがあり、最後に恭介が透子の頭に花冠をのせるというスチル付きのイベントがあったことを思い出す。

 けれど、あれは好感度的に今の時期は絶対に起こらないイベントのはず。だから今のこの状況はきっと違う、と椿は思っていた。


 一方、透子は真剣な表情で描きながらも、恭介から話し掛けられ律儀に答えているところであった。


「夏目は絵を描くのが好きなのか?」

「好きですよ。描くようになった切っ掛けが、小学校一年生の時に写生大会で金賞貰ってすごく嬉しかったからっていうだけなんですけど」

「受賞するだけでもすごいと思うけどな。じゃあ、将来は画家になりたいとか?」

「あ、いえ。私は絵画修復家になりたいんです。鳳峰大学の芸術学部に修復家で有名な先生が居て、その先生に教わりたいので、確実に芸術学部に入れるように高等部に入学したんです。ほら、成績順に希望する学部に入れるシステムじゃないですか」

「そういえば、そうだったな。それで鳳峰に入学したのか」


 ふーん。などと言って恭介は興味が無さそうにしているが、彼は透子に話し掛けるのを止めない。 


「でも、どうして絵画修復家になろうと思ったんだ?」

「小学校四年生くらいの時に絵画修復家のドキュメンタリー番組を見たのが切っ掛けですね。修復家の手によって修復されていく課程と修復後の絵画を見て、魔法使いみたいだなって思ったんです。当時、魔法使いに憧れていたので余計にですね」

「……家でも絵画を修復に出したりしているが、戻ってきた後で見ると印象が全く変わっていたりするから、魔法だと言われれば確かにそうだな」

「そうなんですよ! 受ける印象が全く違ってくるんです! それに感動したんですよ! ただ、修理すればいいってものではなくて、作風や作者の意図を考えながら修理しないとダメなんですよね。修復家は作者でもなければ一人の画家でもないので、己を出しちゃダメなんです。縁の下の力持ちなんですよ! そうやって人知れず陰で支えるって格好良いと思いませんか?」


 手を止めた透子が勢いよく恭介の方を向いてまくし立て、彼は勢いに押されてどもりながらも「そ、そうだな」と口にしている。


「そういえば、私は迷子になってましたけど、水嶋様はどうしてここに来たんですか?」

「……家に帰っても特にやることが無かったし、暇でも潰すかと校内を歩いていたら裏庭の方へ迷いなく歩いて行く夏目を見掛けたんだ。何をしてるのか気になって声を掛けようかと思ったんだが、タイミングを失って後を追う形になっただけだよ」

「その場で声を掛けてくれても良かったのに」

「人前で話し掛けたら外野が色々と面倒だなと考えてたら、夏目がずんずん奥へと進んでいって意地になって追いかけたんだ」

「あぁ、そうだったんですね」


 良い感じに会話をしている二人であったが、椿はやや足が疲れてきていた。

 二人が会話に気を取られている隙に、椿は足を入れかえる。


「……それにしても夏目は足が速いな。全然追いつけなかった」

「裏庭の広さにワクワクしてしまって……」

「子供じゃないんだから……まぁ、無駄に広いから仕方ないか」

「本当ですよ」

「誰かさんは迷子になってるしな」

「真っ直ぐ歩いているから戻れると思ってたんです!」


 透子は本気で怒っている訳ではないだろうがムキになって言い返すと、恭介は表情にこそ出してはいないものの、肩が震えており笑いを堪えているようである。


「悪かったよ。もう言わない」

「約束ですよ」

「分かってるよ。だが、今度からは校舎近くの場所を選ぶことをお勧めしておく」

「……肝に銘じておきます」


 この年で迷子になったことを恥じているのか、透子は弱々しい声で答える。


「でも、水嶋様が通りがかってくれて助かりました。暇だとか言ってましたけど、放課後は習い事とかあって忙しいんじゃないですか? 私に付き合ってもらって本当に大丈夫でした?」

「大丈夫だ。習い事はもうやってないから自宅に帰っても勉強するか、体を動かすかぐらいしかしてない。休日は忙しいこともあるが、平日はどちらかといえば時間があるから気にしなくていい」

「それを聞いて安心しました。私のせいで予定をずらしたりしてたら申し訳ないって思ってたんです」

「いや、習い事もないし僕は帰宅部だから大丈夫だ。……部活といえば夏目は美術部だったよな。絵が好きだと言ってたが、休日に美術館とかに行ったりするのか?」

「行きますよ。たまにですけど。好きな画家の展覧会をしてたら足を運ぶって感じですね」

「ふーん」


 美術館に行くことを聞いた恭介は急に黙り込んでしまった。

 透子はチラッと恭介を見るが、自分の邪魔をしないように黙っているのだと思ったのか、再びスケッチブックに視線を戻して描き始める。


 シーンとした中、透子の鉛筆の音が辺りに響く。

 恭介は手持ち無沙汰になったのか、少し体勢を変えて透子に背中を向け、なにやら手を動かし始める。

 椿の方からは死角になっていて、恭介が何をしているのかは全く見えない。


 椿の足にそろそろ限界がきそうになっていた時に、ようやく透子が描き終えたのかスケッチブックを閉じた。

 これで帰れる! と椿は茂みの向こう、つまり恭介と透子の方に視線を向ける。


「終わったのか?」

「はい。後は美術室に戻って仕上げます」

「そうか。じゃあ、送ってくよ。こっちだ」


 二人が立ち上がり、二、三歩歩き始めたところで急に恭介が立ち止まって「あぁ、そうだ」と口にした後で振り向き、透子と視線を合わせた。


「いい暇つぶしになった。これはその礼だ」


 恭介は手に持っていた白詰草の花冠を彼女の頭にパサッと乗せる。

 それを見ていた椿は口をあんぐりと開けたまま、混乱し始めていた。


 透子は頭に乗せられた花冠を触って困惑の表情を浮かべているが、椿はそれどころではない。

 起こらないと思っていたイベントが椿の目の前で起こっているからである。

 今のは、『恋花』で恭介の好感度が七十を超えないと見られないスチル付きのイベントだったはず。

 そのイベントは春限定で一年目は一〇〇%絶対に起こすことは無理だと言われていたイベントである。

 さらに、恭介の好感度を上げる為には放課後に彼と会って好感度が上がってるんだか上がってないんだか分からない会話をしなければならない。

 ついでに言うと、恭介のミニキャラをクリックしても出てくるのが椿、というフェイクも含まれているので、このイベントを起こすのはセーブ&ロードが必須になっているのだ。


 お前一年目の四月の時点で好感度七〇オーバーなのかよ! どんだけ夏目さんに対して好感度高いの!? これで好きじゃ無いとか嘘だろう、と椿はクラウチングスタートの体勢のまま脳内でツッコミをいれる。

 椿のツッコミなんて全く知らない恭介と透子は会話を続けていた。


「あ、これ花冠ですか? 上手ですね……っていうか器用ですね!」

「あぁ、子供の頃に椿に教わった」

「朝比奈様にですか? そういえばイトコですもんね。近くに住んでるとそういう思い出があって良いですよね。羨ましいです」


 恭介のセリフを聞いた椿の顔は般若となり、そこは本で読んだとかにしておけよ! 他の女から教わったとか言ったら好感度が上がる訳ないだろうが! ていうかゲームの時は本で読んだとか言ってたでしょうが! と彼を心の中で思いっきり罵倒した

 椿は般若顔のまま恭介を睨み付けているが、ここに居ることなど知りもしない彼は表情を変えることはない。


「ちなみに子供の頃の朝比奈様ってどんな感じだったんですか?」

「……よく僕の手を引っ張っては外に連れ出していたな。どちらかというとお転婆の部類に入るんじゃないか?」

「意外ですね。今の落ち着いた朝比奈様からは考えられないです」

「いや、そん……ああ、そうだな。年相応の落ち着きになった、と思う」


 そんなことはないと恭介は言おうとしたのだろうが、椿が周囲にどう見られようとしているかを思い出したのか、そこはバラさないでくれた。


「夏目は……その、椿が噂で言われているような奴だと思ってるか? 他の奴と同じで傲慢で我儘で他人を見下してる奴だと思うか?」

「朝比奈様が噂通りの人だったら、私みたいな一般人が近寄っても無視されるだけだと思いますよ? それか朝比奈様に文句を言われるかのどっちかでしょうね。それに片方だけの意見を聞いて決めつけるのは間違ってると思います。だから私は噂を信用してません。ちゃんと相手と話をして、その人がどういう人なのかを知った上で、自分で決めたいと思ってます」

「……じゃあ夏目からは、椿がどういう人間に見える?」

「私から見た朝比奈様は、自分にも他人にも厳しい人だって印象です。でも質問したらすごく詳しく教えてくれたこともあったので、根が真面目で優しい人なんだと思います。突き放すような物言いをしているので、見下してるとか怖いとか思われてるだけなんじゃないですかね? ちょっと勿体ないですよね」


 それを聞いて般若と化していた椿の表情が真顔へと戻った。

 まだ、会って一ヶ月ほどしか経っていないのに、透子は噂に惑わされず根が真面目で優しいかどうかは別として、椿をきちんと見てくれている。

 椿の友人である鳴海から話を聞いていたこともあるのだろうが、それでも最初から避けないでくれていたことが彼女は心の底から嬉しかった。


「もしも椿が話し掛けて、夏目が困ってたりしたらどうしようかと思ってた。……実は、去年の夏のことで僕が夏目に礼を言いたいからと、椿に無理を言ったから動いてくれてただけなんだ」

「あ、そういう事情だったんですね。確かに水嶋様と二人で話していたら大騒ぎになりそうですもん。それで間に入ってくれたんですね」

「あぁ、だからそれを聞いて安心したよ」

「むしろ私は朝比奈様とお話できて嬉しかったです。私、朝比奈様のことすごく格好いい人だと思ってるので。あと私の憧れの人にそっくりなんですよ」


 瞬間、椿は心の中で、えぇー!? どこが!? どこを見て格好いいと!? と叫んだ。

 声に出さなかったことを褒めてもらいたい。

 口を開けて透子を凝視している椿と違い、恭介はなぜかとても嬉しそうな顔をしていた。

 

「そうか」

「はい! ということで、水嶋様。朝比奈様の好きな食べ物とか口癖とか色々教えて下さい」

「本人に聞いたらどうだ?」

「清香ちゃんから人前で話し掛けると私が困ることになるって言われてるんですよ。月に二回の図書当番の時しかチャンスが無いんです」

「そういうことなら、送るついでに教えてやるよ」

「ありがとうございます!」

 

 楽しそうに会話している二人とは裏腹に、椿はクラウチングスタートの体勢から四つん這いになり、頭をガックリと落として、どうしてこうなったのか、と嘆いていた。

 椿が嘆いている間にも二人の会話は進んでいる。


「ああ、そうだ。去年の夏の礼も兼ねて今度、僕と美術館に行かないか?」

「水嶋様と二人で、ですか?」


 恭介が頷いたことで、彼と二人で出掛けると知った透子は困惑している。

 椿は今すぐ飛び出して恭介のお尻に膝蹴りをお見舞いしたい気持ちになった。

 透子は、出会って一ヶ月しか経ってない、友達でもない男と二人で出掛けるような人ではないはずだ。

 現に透子はどう返事をしようかと悩んでいるようで、口を閉ざしている。

 ハラハラしながら椿は二人を見守っていた。


「……つ、椿も……椿も来る、から」

「え!? 朝比奈様もですか!? じゃあ、行きます! ぜひ!」


 ツッコミ所が満載すぎて椿はツッコミきれない。

 恭介には人を巻き込むなと言いたいし、透子には食いつきが早すぎると言いたい。

 

「じゃあ、今月か来月の土日で暇なときがあれば教えてくれ。これが僕の携帯番号とメールアドレスだ」

「あれ? 私に携帯番号を教えて大丈夫なんですか?」

「夏目は悪用しないだろ?」

「する気もないですけど……。水嶋様は人を簡単に信用し過ぎだと思います」


 普段の恭介ならば、出会って一ヶ月の友人でもない異性に自分から携帯番号を教えることなど絶対にしない。

 だからこそ、恭介が透子に対してかなり好意を抱いているということなる。


「いいから持っとけ。そろそろ行くぞ」


 その場で急いでアドレスと番号を書いた紙を透子に押しつけ、恭介はさっさと歩いて行ってしまう。

 透子も紙をしまって恭介の後を追いかけて居なくなってしまった。

 二人が立ち去ったことで椿はようやく茂みから出ることが出来たのである。


「……傍目から見たら、イチャイチャしてるようにしか見えなかった」


 何故好き好んで、イベントスチルまで見なければならなかったのか、と椿は思ったが、残ると決めたのは彼女なので文句は言えない。

 だが、ここでゲームのシステムとは違うが二年目のイベントが起こったということは、やはり透子が恭介と結ばれる、ということなのだろうかと椿は期待してしまう。

 だが、二人の話の内容はゲームのイベントとはほど遠いものであった。

 まさか透子から恰好良い人だと思われていたなんて椿は知らなかったので驚いた。


 それよりも何よりも、目下の問題は恭介である。

 彼はあっさりと簡単に椿を巻き込んでくれやがったのだ。

 これは後で絶対に椿に美術館へ行こうとの誘いがある。

 面倒だな、と椿は思いつつも、二人の仲を早く進展させるためには行った方がいいのは分かっているので、今月の休日に予定があったかどうかを考え始めた。

 考えながら椿は志信が待つ校門へと人目につかないルートを通って向かう。


 朝比奈家の送迎車に乗った椿の制服が汚れていることに目を丸くしている志信から開口一番こう言われた。


「どこで寝転んだんですか」


 さすがに長い付き合いなだけあって、志信は椿が自らすすんで制服を汚す行動をしたと分かったらしい。


「寝転んではない。猫と戯れてただけ」

「……そろそろ落ち着いて下さらないと困ります」

「昔よりはマシになったでしょう!? ウンテイの上には上がらないようになったじゃない!」

「未だに上がってたら、そちらの方が問題です。今お召しの制服はクリーニングに出しますので、帰宅後に母へ渡して下さい」

「分かりました」


 大人しく返事をした椿は、反省もそこそこに、いつ恭介から美術館へ誘われるメールがくるだろうかと考えていた。

来週、2月12日に『お前みたいなヒロインがいてたまるか!』の2巻が発売となります。

今回は、新規2話と番外編3本を書き下ろした他、担当様の無茶振りにより、半泣きになりながら結構加筆してたり、書き直してたりしてます。

あと、恋愛成分が増えてます。

それから、イラストが本当に素晴らしいので!


1巻並びに2巻もどうぞよろしくお願い致します!

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