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第6話:目覚め6


? 《やっと私の声を受け入れてくれましたか。同時にあなたは能力に目覚めたようですね》

拓 「能力?そんな物があるならとっととあいつを倒しているよ!!」

? 《まだ自覚してないみたいですね。大丈夫です。あなたの体は覚えていますから》


そして声は聞こえなくなり、光は拓に吸い込まれていった。


迅 「今のはいったい何だったんだ?まぁコイツを殺せば関係ないか」

迅はバックステップで後ろに下がり光が吸い込まれていくのを眺めていた。

そして再び迅の左腕が光を集め始めた。


光が薄れ拓の姿を確認すると同時に躊躇無く銃を撃った。

《ドガァァ!!!!!》

迅の放った光の弾は拓の姿を地面ごと吹き飛ばした。



砂煙が晴れていく中人影が映った。

迅 「なっ!?そんな馬鹿な!!確かに弾は当たった筈!!それなのになんであいつは

「教えてやるよ」

迅の言葉を遮る声を出した人はゆっくりと砂煙から出てくる。

その姿は間違いなく拓だったが足には何故か膝下ぐらいまである地味な色だが色々な模様が刻まれており存在感を出してあるブーツを履いていた。

拓 「正確に言うとあんたの攻撃は当たる寸前で避けてやったよ。つまりあんたの攻撃は当たってないんだよ」

顔をニヤニヤさせながら笑いをこらえている拓。

逆に顔を厳しくし眉に皺を寄せた迅。

拓 「あぁそおいえば!これの説明がまだでしたね!」

足に履いたブーツを指差しながら迅の方を見る。

拓 「これは俺の能力、いや能力の一部だ。属性はライだ!

今日で最初の最後だからしっかり覚えて逝けよ!!」

迅は拓に銃を向けた!が、既に其処に拓の姿は影も残っていなかった。

《ドスッ!!!!!》

迅 「!!?グハッ!!」


迅は何が起きたか分からないが鳩尾に蹴りを喰らっていた事は分かった。

《ヒュン!!、シュン!!》

風を切り裂く音が迅の耳に届いた。

迅 「糞っ!!ゼハァ!!ハァ!!これでどうだ!!!!」

迅は左腕の銃口を地面に突きつけた。


次の瞬間辺りの地面が盛り上がり至る所から光の柱が無数に出てきた。


迅 「ハハッ!!!どんどん壊せ!!!俺の力の全てを注ぎ込んだんだ!!これであいつも終わりだ!!!」

拓 「誰が終わりだって?」

迅 「ハッ!!?」

後ろを向く前に迅は背中に蹴りを受け吹き飛ばされた。

が、迅の体は地面に付く前に下から蹴り上げられた。

拓 「終わりだよ。先生」

拓の手には炎を出している大斧があった。

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