表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
4/9

第3話:目覚め3


暗い世界拓以外は誰もいない。


拓 《またこの夢か》

そんな事を思いながらも一歩ずつ確かめるように歩きだす。

? 《拓、聞こえますか?》

突然頭に直接響いてくる声がきた。

拓 「またお前か!!いい加減に名前ぐらい教えやがれ!!!!」

声を荒げて誰も居ない空間に叫んだ。

? 《あなたにもうすぐ大変な事が起きます。それは今までの生活と別れて、新たな人達との出逢いが有ります》

拓の質問に答えずに落ち着いた口調で喋れ続ける。

拓 「はぁ?何だよそりゃ?意味分かんない事ばっか言ってんじゃね………グッハ!!」

頭の中を壊してしまいそうな痛みが突然襲ってきた。


それと同時に暗い世界に一筋の光が入ってきた。

それは次々に入ってきていつの間にか辺りは光で覆われていた。



そして拓は夢の世界から現実の世界に引き戻された。


拓 「くそ!何だよあの夢は!?」

小さな声でそう呟く。


〈ギシィ〉

拓 「!!」

階段の軋む音が拓の耳に聞こえてくる。

拓 《なんだこれは!こんな殺気を出す奴はそんなに居ないぞ!!》

自分に殺気が放たれているのが分かった拓は横に置いてある木刀を手にし構える。

その人は拓の部屋のまで止まりドアノブに手を掛けた。



ドアが静かに開いた。



拓は相手を見て目を見開いた。


拓 「せ、先生」

目の前に立っているのは間違いなく瀬戸迅だった。

しかし彼が持っているのは木刀ではなく鞘に収めてある日本刀と、左手には真っ黒なハンドガンが握られていて、本当に殺気を拓に向けていた。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ