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パジリスク下総忍法帖 その⑧『水城弾正生誕祭』

大広間にて水城弾正生誕祭の準備は整った、、、

寝ていたえりかげろうとおこもっとは寝たまま椅子に座らされ、中谷十兵衛の席には巨大な芋虫の人形を置きしん助の席には子豚がちょこんと座っている、、、

その他のメンバーは各自の席に座すると

満を持して小池弦之助が宴の挨拶をする、、、


小池弦之助「皆の者酒は持ったか?今宵は無礼講じゃ飲めねぇとか言ってる奴~~~~いねえよな~~~~水城弾正様の41歳の宴を楽しもうぞ~~~~かんぴ~~~~~~~~(*´∀`)ノ」


北口卍谷全員「かんぴ~~~~~~~~(*´∀`)ノ」


皆思い思いに弾正様への気持ちを込めた貢ぎ物を渡しに行って弾正と酒を酌み交わす、そんな宴の中で余興の準備が行われ大広間の小上がりに舞台が用意され舞が始まろうとしている、、、


はく衛門「弾正様の為に私が北口卍谷選りすぐりの美女の舞をご覧にいれましょうぞ、参れ、、、香音」


すると大広間の襖が開きとても美しい女性が現れた


香音「北口卍谷恋愛茶屋「真実」の香音でございます、本日はお招き頂き感謝でござります(*´▽`)私の演舞で弾正様に楽しんで頂きたくござ候う~~(*´∀`)ノ」


水城弾正「ほほぅ、、、これは楽しみじゃな」


舞台では「真実」の厨房見習いの孝太郎が鼓を打ち、、、はく衛門が笛を奏で始める、、、香音は舞台に上がると音色に合わせて優雅に舞い始める、、、


北口卍谷男性陣「うひょ~~~~香音ちゃ~~~~ん最高~~~~こっち向いて~~~~」


水城弾正「これはまた美しい舞じゃ酒が進むわい」


舞が終わると拍手喝采であったのだが、、、これに対抗意識を燃やす男が一人いた、、、


大久保豹馬「は、、、はく衛門め、、、中々の盛り上りじゃないか(*`ω´*)、、、だがしかしっ、、、私の用意した魔術師で場をもっと盛り上げてやる(#`皿´)行くぞ井原殿(*`ω´*)」


魔術師井原「お任せください豹馬様( 。’ω’)y─┛」


香音の舞で宴会場が盛り上がり冷めやらぬ中で大久保豹馬が舞台に上がる、、、


大久保豹馬「次の演目はわしが用意した酒の魔術師と下総では評判の高い井原小四郎殿でございます」


水城弾正「おぅ、、、ヒック、、、、、、酒の魔術師~~~~~~知らんけど~~~~( ・д・)」


弾正は既に沢山のお酒を飲んでいた、、、かなり酔っぱらっているがまだ正気は保っているようだ、、、


大久保豹馬「それでは宜しく頼む井原殿(*´▽`)」


井原小四郎「お任せあれ(。・`з・)ノ」


井原小四郎は長方形の机を用意し西洋の酒と西洋グラスに調理器具のようなものを並べ始めた、、、(´ε ` )


小池弦之助「何じゃあれは、、、(・_・?)わしは今まであんな酒や道具は見たことがない、、、( ゜д゜)ポカーン」


水城弾正「まだまだじゃな弦之助、、、ひっく、あれは混合酒の道具じゃ、、、西洋では酒と割り材を決められた数値で入れて色鮮やかにするのが流行りなんじゃ」


小池弦之助「おお、、、、さすがは弾正様ヽ(o´3`o)ノ流石は我が北口卍谷の頭領( `Д´)/」


井原小四郎は水城弾正の為に特別な混合酒を作り始めた

その鮮やかな手つきにその場にいた者は感銘を受けていたのだった、、、


はく衛門「すごい技術だ、、、」


小池弦之助「あれが混合酒の作り方、、、酒が空中を舞いあの道具に吸い寄せられていくようだ、、、素晴らしい、、、」


水城弾正「ほほう、、、あの男、、、井原と言ったか、やりおるわい、、、(・ε・` )」


大久保豹馬「よしっ(。・`з・)ノ、、、これで私の評価は爆上がりだ(・∀・)人(・∀・)」


井原小四郎「完成しました、、、しかしこの酒には余興があります故、、、誰かに運んで頂き弾正様の前で持って頂きたいのじゃが、、、そこの美青年の方、、、宜しいかな?」


小池弦之助「美青年とは私以外おるまいて(*´∀`)ノその約は某が引き受けようぞ」


井原小四郎は完成した酒に火をつける、、、


小池弦之助「これは又奇っ怪な、、、鮮やかな炎じゃ」


弦之助は火が消えぬようにゆるりと弾正の方へ近づくと井原小四郎の指示により立ち止まる


小池弦之助「これで宜しいかな井原殿(・_・?)」


井原小四郎「もちろんでござる、、、(。-∀-)ニヤリ」


いざ余興が始まろうとしている中ではく衛門と豹馬が話していた、、、


はく衛門「豹馬殿、、、あの井原小四郎と名乗る男はどこで見つけたんじゃ、、、(・_・?)」


大久保豹馬「彼は自ら弾正様の生誕祭にて余興をしたいと名乗り出たのじゃよ、、、中々に雰囲気もあるし南口にある酒処『青い鳥』の出身らしくてな、、、」


はく衛門「み、、、、南口だと、、、( ・ε・)」


はく衛門が心配している中で余興が始まろうとしている


井原小四郎「それでは私めが今から息を吹き掛けますので小池殿は酒を落とさぬよう注意して下され(。-∀-)」


小池弦之助「解り申した」


井原小四郎「それでは行きますぞ、急速旋風鎌鼬」


井原小四郎の口から放たれた小さい空気の渦が小池弦之助の手の上のグラスに向かってゆっくりと飛んで行く(・ε・` )


水城弾正「これは又愉快じゃな(* ´ ▽ ` *)」


小池弦之助「空気が歪んでおる、、、見事な技じゃ」


その場にいた者は皆ゆっくりと動く空気の渦に釘付けであった、、、


空気の渦が小池弦之助の手に持っているグラスまで5メートル位になったその時(・ε・` )


井原小四郎が突如天井に飛び移ると煙玉を投げつけて叫んだ( `Д´)/


井原小四郎「小池弦之助の首もらいうける(。・`з・)ノ」


井原小四郎が叫んだ瞬間に先ほどまでとは考えられない位の速さで渦巻きが動きだし煙幕に包まれた小池弦之助を襲う


煙の中で悲鳴が鳴り響く


北口卍谷一同「弦之助様~~~~~~~~ヽ(ill゜д゜)ノ」


煙幕が晴れるとそこには、、、


水城弾正「グハッ、、、(。>д<)」


小池弦之助の前で血を吐く水城弾正の姿があった


小池弦之助「だ、、、弾正様、、、ヽ(ill゜д゜)ノ」


井原小四郎「何っ、、、弾正が盾になったか( ・ε・)」


倒れ込む弾正を抱きかかえる小池弦之助、、、


はく衛門「曲者じゃ~~~~(。・`з・)ノ」


井原小四郎は天井を急速旋風鎌鼬で突き破り逃げ出そうとしたその時、、、


小池弦之助「貴様、、、南口の者だな、、、」


井原小四郎「俺様は南口唾隠れ十人衆が一人だ覚えておけ」


小池弦之助の眼が異様な雰囲気を醸し出す、、、


井原小四郎「な、、、何じゃあの眼は、、、」


井原小四郎が小池弦之助の眼に気を取られると突如自分の持っている鎌を自分の腹に突き刺した、、、


井原小四郎「ヽ(;゜;Д;゜;; )ギャァァァ~~~~」


そのまま大広間のど真ん中へと落ちる井原小四郎、、、


はく衛門「流石、、、弦之助様の必殺瞳術、、、恐るべし、、、」


そう、、、小池弦之助は自分に殺意を持った者に対して自害をさせる恐ろしい技の持ち主であった(。・`з・)ノ


井原小四郎の技を喰らった弾正の廻りに皆が集まる、、、


小池弦之助「弾正様、、、まだ天国に行くには速すぎます」


水城弾正「、、、そうじゃな、、、(ついさっきまで天国にいたんだけどね、、、(*´・∀・))」


先程まで寝ていたえりかげろうとおこもっとが一連の騒ぎで起きていた、、、


おこもっと「ムニャ、、、あ、、、あれ、、、弾正様が重症、、、とりあえず酒でも飲むか( ・ε・)」


えりかげろう「おいおい洋酒があるじゃんよ~~~~最高じゃん(*´∀`)ノ」


しん助(子豚)「、、、ブヒっ(空気読めよ馬鹿くの一)」


水城弾正「どうやらわしは向こうの世界に行かなくてはならぬ時が来たようじゃ、、、時期頭領は弦之助じゃ、、、頼んだぞ、、、ガクっ、、、(。>д<)」


大久保豹馬「どのみち七龍の玉の効果も終わりを告げる時間であった、、、これも運命なのかもしれないな」


はく衛門「、、、南口の奴を余興に呼んだ時点でこうなるやろがい、、、( ゜д゜)ポカーン」


小池弦之助「皆の者、、、聞いてくれ、、、わしは決めた、、、」


北口卍谷一同「弦之助様、、、」


小池弦之助「わしは南口卍谷の者を全て亡き者にする」


北口卍谷一同「うぉ~~~~~~~~弦之助様~~~」


かくして水城弾正生誕祭は小池弦之助の南口に対する殺意と共に幕を閉じるのであった、、、



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