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人をシアワセにする能力者  作者: 夜月桜 麗
3/5

シアワセってなんなんだ。

春ですねー暖かくなってきましたねー。ん?連載が遅くないかって?キノセイジャナイデスカネ

「.......は?」

意味がわからん。死んだ?それってどういうことだよ、おい。

「静かに」

ざわつく教室がしんと静まりかえる。

「嘘、だろ...先生!!嘘って言ってくれよ!小鈴は!小鈴は死んでない!生きてるって!言ってくれよ!!」

僕は声を張り上げた。普段静かな僕が声を張り上げたから、クラスメイトは皆、僕に驚いていた。でも、そんなことは気にしなかった。

「残念だが、事実なんだ」

「そんな...!!」

信じたくない事実。

「先生、小鈴を刺した犯人は」

「捜索中、とのことだ。」

ちくしょう、ちくしょう

幸せにするって誓ったくせに。なんでなんだよ!

こんな能力役に立たないじゃないか!

なにが「人を幸せにする能力」だ!!


その日から、僕は小鈴を刺した犯人を1人で捜索し始めた。

警察なんか当てにならない。


そして、数年後、ようやく掴んだ。

僕は屋上にいる男に問う。

「何故小鈴を殺した」

男はしばらく黙っていたが、口を開いた。

「.......ごめんよ、俺がやったのは間違いだってわかってるよ。あの時は、もう何もかもが嫌になっていたんだ」

「そんな理由で小鈴を殺したのか!!!!」

僕は男の胸ぐらを掴んだ。

「お前が死ねよ!!小鈴を返せよ!!!他人巻き込んでんじゃねーよ!!!」

僕は怒声をあげた。男は何も喋らない。

一言も発さなかった。男の顔を見てみると、顔が青白かった。怖くなって手を離した。そしてそのまま、男は倒れた。

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