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人をシアワセにする能力者  作者: 夜月桜 麗
2/5

はじめての喧嘩

北海道はまだまだ寒いなぁぁぁ!!

寒い寒い。

寒いけど頑張ります(。 ・`ω・´) キラン☆

絶対幸せにしようと誓ったあの日から、2ヶ月が経とうとしていた。そんなある日。

「どうしようなぁ.......」

と僕はとある店の前でそう言葉を零した。

1週間後、彼女の誕生日がやってくる。そのプレゼントを買おうとしていた。でも女の子が好きな物がイマイチわからない。

うーん...女友達に相談しようかなぁ

というわけでとりあえずこの日は帰った。


そして、誕生日前日に女友達を連れて店に来た。

「えっと、そいつは、その...ピンク系が似合うと思うんだけどさ、種類が多くてさ、選べないんだよな。」

僕の話を聞いてくれた友達は、とても可愛らしいピンクの星がついたストラップを選んでくれた。

色違いで、僕は青い星がついたストラップと一緒に購入した。




誕生日の日になった。のだが、僕は小鈴と会う約束をした時間を寝過ごし、慌てて待ち合わせの場所まで走っていった。目的地に着くと、小鈴が何やらソワソワしていた。

「ごめん!寝坊した!!」

「.......。」

機嫌が悪い。黙り込んでる。

「話、あるんだけど」

何やら不安そうに小鈴は言った。

「浮気、してないよね?」

浮気?

「え?してないんだけど?」

どういうことだ?

「これ」

小鈴がスマホを見せる。

そこに、昨日行った店に入っていく僕と友達が写っていた。

「じゃあこの女誰?」

「友達」

「じゃあなんでこんな店に入ったの!?」

冷や汗が止まらない。どうしよう。素直に答えるべきか?でも、今、言ったって喜んでもらえない。これはサプライズでやりたかったやつ。

「ねぇ、なんで、黙るの」

「.......ごめん」

「あたしのこと、嫌いになったの?」

「違う。大好きだよ」

「じゃあなんで」

弱々しい声になっていっている。

駄目だ、ちゃんと言おう。

「浮気者!!」

言おうとしたら、浮気者呼ばりされた。浮気なんて、してない。

「違うって言ってるだろ!!」

「じゃあさっさと理由言ってよ!!」

「もう、知らねぇ!!帰る!!!」

馬鹿だ。自分が悪いのに、小鈴のせいにした。でも、浮気者呼ばりなんて。浮気なんて、してない。してない。

幸せにしたかった人を傷つけた。でも、浮気者って言った小鈴も悪い。僕は、はじめて人とちゃんとした喧嘩を今日この日してしまったんだ。

「五月蝿い、五月蝿い、小鈴が悪いんだ」

僕は、他人のせいにした。


次の日、学校に行くと、何やら教室がいつもよりも騒がしかった。先生が深刻そうな顔で言った。

「えー昨日、小鈴さんが何者かに刺され、亡くなったとの事です。」

どうも、夜月桜麗です。今回、人との喧嘩を書くことに苦戦しました(^-^;

兄弟と喧嘩することはたくさんありますが、友達と喧嘩なんて1回しかしたことなくて.......これは経験不足ですね。すみません。

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