表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
2/4

プロローグ2対話

「ほう、これはなかなか、面白そうなやつだ。」


!?


唐突に聞こえた声に私はとてもびっくりした。

まあ、声は出さなかったというか出せなかったけど。


それで、誰ですか?

というか何処にいるんですか?


「ん? 俺はそうだな、通りすがりの神様だ。姿は今見せる。」


すると、目?の前に銀色に耀く珠のようなものが表れた。どうやらこの人(? 珠?)は神様らしい。

それにしても神様ですかそうですか。

それで、その神様がどういったご用件で?

因みに、ここはどこなのでしょうか。


「いや、特にこれといった用件はない。強いて言うなら、暇潰しだ。そしてここは、魂やそれに近いものだけがこれる、高異次元空間。分かりやすく言うと、あの世や冥界といえば良いか。」


そうですか暇潰しですか。

それにしても、半ば予想していたとはいえ、私はあの世にいるのか、まだやりたいことたくさんあったのになぁ。


「やはり、未練はあるか。」


当たり前ですよ。私何歳だと思います?「23だろ?」そうですよ‼

23ですよ!大学出て、就職して、人生これからってときですよ!

結婚もまだだったのに。


「まあまあ、ある意味よかったじゃねえか。大事な人遺して逝かなくて。」


そうかもしれませんけど…。

そういえば、私ってこれからどうなるんですか?消えちゃうんですか?


「本来ならそうなるはずだったんだがな。運命が変わってな。他ならぬお前の手によって。」


どういうことですか?


「さっき、お前他の魂と融合しただろ。それも産まれたばかりのやつと。」


あの暖かい光って、魂だったんですか?!て言うか融合したって、私とんでもないことしちゃったんじゃ…


「いや、そんなことはない。魂の融合事態はよくあることだ。そんなやばいことではない。魂が消えるわけでもなし。それに、とんでもないのはどちらかと言うとお前自信だな。」


私ですか?


「ああ、お前の異常さを簡単に説明すると。メモリーカードが自分で考えてるって言えば分かるか?」


詳しく聞いてみると、どうやら本来魂というのは、CDやメモリーカードみたいな記録媒体のようなもので、私のように魂だけで思考するなんてまずあり得ないことらしい。じゃあ何故私は出来ているのかと言うと、私の魂は既存の中ではかなり古い魂らしく、生き延びるために進化したのではないか、ということらしい。


「まあ、兎に角お前はすごいということだ。」


んー。あんまり実感ないなぁ。


「まあ、そりゃそうだろ。ところでお前、俺の弟子にならないか?」


はい?

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ