私だけがあなたのことを分かってる
昨日は色々あった鎧に殴られたり殺されたり俺が鬼になったり。
そんな事があって凄く疲れていた俺はぐっすりと眠っていた、だがそこに一人ある人物が俺の家を尋ねてきた。
「おーい、シウー、トレーニング行こー」
家を尋ねてきたのはアホだった。
「なんだよ」
「トレーニング、行こっ」
そう言ってユノンは走り出そうとする。
「おい、ちょっと待てお前昨日あんなことあったのに疲れてないの?」
「疲れてるよー、でもそんな時こそ体動かしてかないと」
今日はサボろうとはしていたけども、1日中寝てようと思ってたけれども、だけどそもそも今は、
「そもそもまだトレーニングの時間じゃないだろ」
いつもトレーニングする時間よりも二時間近く早くにユノンは家に来ている、今はほぼ深夜だ。
「いいからっ、今日も頑張ってこー!」
「近所迷惑考えろこの野郎」
大声で叫びだすユノンを注意した。
「はぁ…まったく」
シウスはそう言って家に入っていき数分経った。
家から出てきた時には運動着に着替えており、シウスはユノンの方を見ずにこう言った。
「は、早く行くぞ…」
シウスのツンデレなところを見たユノンであった。
ーーーーーーーーーー
今日もトレーニングはまた池の前。
支援魔法を俺に掛ける準備をしているユノンはいつにも増して詠唱に気合が入っている。
「どうしたんだよ、いつもより気合入ってるけど」
「そりゃあ気合いも入るよ、昨日は何も出来ずにあそこまでボコボコにされちゃったからね」
そう、昨日俺とユノンは鎧を着たゴーレムに殺されそうだった、とゆうか俺に関しては死んだ。
一応フィズにゴーレムに殺されそうになったこと(殺されて鬼になったことは話してない)を話してみたところこんな回答が帰ってきた。
「男の子ならそんな経験も一度はあるだろ」
との事だった、もう少し心配してもいいと思うんだがこの世界ではこれが当たり前なのかもしれない。
まあ、多分ユノンの事だから『あれくらいでやられてたら悔しいじゃん』とか言うんだろう。
「だってあれくらいでやられてたら悔しいじゃん」
ほらやっぱり言った。
少し口元が緩む。
「な、なんだよそのしてやったみたいな顔…」
「いや、別に」
「なんでちょっと嬉しそうなんだよ、ねぇねぇ」
「いやー、別にー」
「もおー何なんだよー!」
その後のトレーニングが物凄くきつかった。
行くような気分では全くなかった、のだが。
「シーウー、早く行こー」
外では大声を出しているアホがいた。
「何やってんだよ」
眠い目と重い体を無理やり起こし、家のドアを開けてユノンに問いかける。
「なにって、トレーニング、行こっ」
何故か上機嫌なユノンはその場で足踏みをして走り出そうとする。
「いやまてまて、昨日あんな事があったのにお前疲れてないの?」
「疲れてるよー、でもそんな時こそ体動かしてかないと」
今日はサボろうとはしていたけども、1日中寝てようと思ってたけれども、だけどそもそも今は、
「そもそもまだトレーニングの時間じゃないだろ」
いつもトレーニングする時間よりも二時間近く早くにユノンは家に来ている、今はほぼ深夜だ。
「いいからっ、今日も頑張ってこー!」
「近所迷惑考えろこの野郎」
大声で叫びだすユノンを注意した。
「はぁ…まったく」
シウスはそう言って家に入っていき数分経った。
シウスが家から出てきた時には運動着に着替えていた。
そしてシウスはユノンの方を見ずにこう言った。
「は、早く行くぞ…」
シウスのツンデレなところを見たユノンであった。
ーーーーーーーーーー
今日もトレーニングはまた池の前。
支援魔法を俺に掛ける準備をしているユノンはいつにも増して詠唱に気合が入っている。
「どうしたんだよ、いつもより気合入ってるけど」
「そりゃあ気合いも入るよ、昨日は何も出来ずにあそこまでボコボコにされちゃったからね」
そう、昨日俺とユノンは鎧を着たゴーレムに殺されそうだった、とゆうか俺に関しては死んだ。
一応フィズにゴーレムに殺されそうになったこと(殺されて鬼になったことは話してない)を話してみたところこんな回答が帰ってきた。
「男の子ならそんな経験も一度はあるだろ」
との事だった、もう少し心配してもいいと思うんだがこの世界ではこれが当たり前なのかもしれない。
まあ、その話は置いといて、おそらくユノンが言いたいのは『あれくらいでやられてたら悔しいじゃん』とか言うんだと思う。
「あれくらいでやられてたら悔しいじゃん」
ほら言った。
口元が緩む。
「な、なんだよ?そのしてやったみたいな顔…」
「いや、別に」
「何なんだよ、ねぇねぇ」
ユノンが俺の体を掴んでゆさゆさと揺らす。
「いやー、別にー」
「もぉー、何なんだよー!」
その後のトレーニングが物凄くきつかった。