新たな世界へ
今回後書きに始と葵の簡単なプロフィール書いてますので興味のある方はご覧下さい。
それから時が経ちテストが終わったその日だった。始の元に葵からメールが来た。
「勢いが凄いな。」
“先輩!テスト終わりましたよ!早く早く!”
「主題が消えてるじゃないか……分かるから良いが。えっと、ゲームは買ってダウンロードしてるか、と。」
“先週貰った日にD-リムギアの初期設定をした時に終わらせてます!”
「なら……今日はそのまま帰ってソフトを起動してくれ後はゲーム内で教える、と。」
“分かりました!”
「俺も急ぐか……ん?」
“そういえば先輩のゲーム内の名前って何ですか?”
「おっと危ない、スーグだ。見た目で大体分かるぞ、と。」
“分かりました!ではゲームの中で!”
「ああ、気を付けて帰れよ、っと。」
葵からOKという意味であろう可愛らしいスタンプが返ってきたのを見て始は帰宅をするのだった。
家に帰った始は手洗い等を済ませた後早速ログインをした始ことスーグはメールが届いているのに気付いた。
「これは……レナからか。」
日付は今日のもので内容はこうだった。
“すみません、リアルの方が凄まじく忙しいので一週間ぐらいログイン出来ません。”
「都合がいいのか悪いのか。」
女性でサポーターの彼女がいれば初心者育成がいくらか楽になるはずだったのだが仕方無いと肩を竦めながらスーグはメニューを閉じ、初期ログイン地点を目指す。
初期ログイン地点、初めてプレイヤーがログインする際必ずここに現れるという場所だ。
NLOは未だにプレイヤーを増やし続けているが故に初期装備のプレイヤーが何人もいる。
その初心者達はそれぞれで声を掛け合いパーティを組んだり、一人で駆け出したりと様々な動きを見せている。
「さて、と。蒼野が分かりやすいアバターだと助かるんだが……お、もう一人……あれだな。」
新たに現れたそれは確実に葵だと言えるものだった。それは身体を動かしピョンピョンと飛び跳ね身体の状態を確かめている。そして確かめ終わったのか周りをキョロキョロと何かを探している様な動作をしている。
それを見て確信を得たスーグは葵だろう女性アバターに声を掛ける。
「おーいそこの新規プレイヤー……さん。ちょっと良いか?」
「え?わぁ!?大きい!あ、えっと何ですか?」
「俺はスーグと言うんだが……覚えはあるか?」
「スーグ……あ、先輩!」
「そうだ。」
「よかった!私のプレイヤーネームも何も言ってなかったからどうしようって思ってたんです!」
「そこは俺も悪かった。ネームは何にしたんだ?」
「ブルーシーにしました!ブルーって呼んで下さい!」
「青い海か。また青なのか。」
「やっぱり青は入れたいなぁって思ったので!」
「そうか。それで……見た目はあまり変えなかったんだな。」
ブルーの見た目は彼女のリアルの見た目から髪色を水色にして髪の長さを腰までの長さにして目の色を赤色と水色のオッドアイにしているくらいでそれ以外はリアルのままだ。
「あー身長とか弄ろうと思ったんですけど警告が出たので辞めときました。」
「そういえば出たな。だからか。」
「でもでも髪とかで結構印象変わりませんか?」
「確かに見た目だけなら結構おとなし目に見えるな。」
「ですよね、私もびっくりしました!この話はそれとしてですよ、先輩!これから何をすればいいでしょうか!」
「ん、そうだな……それじゃあ装備でも見に行くか。」
「では武器屋ですね!案内お願いします!」
「おう。」
2人は並んで武器屋に向かうのだった。
士道 始 (しどうはじめ)
身長175cm
短めの黒髪黒目
一人暮らし両親は存命で日本にいる
運動はあまり得意ではなく筋力等も低め
成績は上の下
得意教科は数学
趣味はゲーム 料理
バイトはしていない
性格は冷静で趣味には熱くなるタイプ
蒼野 葵 (あおのあおい)
身長155cm
肩までの茶髪黒目 胸は大きめ
父と母との3人で暮らしている
運動全般が得意
成績は下の上
得意教科は体育
趣味はゲーム全般 幼馴染とのショッピング
バイトは現在探し中
性格はとにかく明るい




