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083_お湯を沸かす魔法少女。

 水を温めてお湯を沸かして水蒸気でタービンを回す、魔法少女です!いやまあ、普通に魔法で発電はできるのよね、熱力学の法則?とかどこに行ってるの?という感じで、物理法則に堂々と正面から歯向かっているわけではあります、いや本当、どこからこのエネルギーを持ってきているのか?えらい学者先生も頭を抱えているというか、首を捻っているというか、シャッポを脱いでいるというか、そんな感じらしいですよ、まあ、不思議よねw


 物体そのものを直接魔法で加速させている、もしくは減速させているのよね、分子?粒子?とにかく物を構成している、小さな粒を加速させると、熱が出るのよ、なぜか。エネルギーのポテンシャル?が上がるとかなんとかなのよね、燃えるというのとは違う見たいね、あれは、なんだっけ?熱と酸素と燃える物質が揃っていなければならない、みたいな?


 昔テレビの教育番組みたいなので見た覚えがあるわよ、ただ魔法少女の魔法は、そういう理屈を飛び越えて、ただただ熱いとか冷たいとかをそのまま持ってくるみたいな感じなのよね、物質の中の何か小さな電気の粒?みたいなものに、直接干渉しているというかなんというか?


 電気が流れるのも物質の中にあるそれが動いているからだーという話なのよね、だから、それが動きやすいものが電気を通しやすい?みたいな話なんだって、雷とかはまた別の仕組みというか、あれは電気の力が大きいので無理やり通っていくみたいな話らしいよ、難しいね。


 雷を落とす魔法もあるのよね、で、雷は電気なのよ、つまり、魔法で直接発電もできるのよね、どうやるのかは知らないけど、いや、知ろうと思えばできるのよね、ある意味、資源の塊なのよね、魔法少女、これ人工的に作って、装置とか機構とかに組み込んでしまえばかなり効率の良い燃料になるんじゃないかな?


 魔法を発生させる仕組みだけを抜き出して、装置にしてしまえば良いというかそいういう、魔法を使える機械を作り出してしまえば良いのか、というか、実際にその手の研究は進んでいるし、ある程度は結果が出てる、んじゃないかな?


 こう、怖いオチとしては、機械で再現することができないので、生きている魔法少女を直接組み込んでみたりしているという、マッドな展開もありそうではあるのよね、というか人工的に魔法少女を作り出して、それをただただ燃料として使用しているという展開……、普通にありそううね、というかどっかで実際にやっていそうではあるのかな?


 あーまあ、自我を封じられているというかそもそも持たされていない人工の生命体には人権があるのかどうかというあたりから、倫理観のすり合わせが必要になるのかな?


 まあ、無理やり自我を殺されて、発電機になった魔法少女がいるならば、それが化けて出てこないわけはないのよね。


 勝手に幽霊になって復讐するだろうから、そうでないなら、まあ良いのかな?

 

 あー、某国で大規模な魔法暴走系の爆発事故があったのは、なるほどそういうことなのかーw


 うん、うらめしやw

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