080_ムカ着火ファイアな魔法少女。
ネットスラングはよくわからんね!いや怒り心頭とか、怒り頂点なり!とか怒髪天を突く!とか怒っているのであるよ、イラついているのであるよ、世の中に対する理不尽やら自分い対する不当な態度やらに、こう不満を感じてどうしようもなく感情を爆発させるというのは、わかるんよね、というかそういう怨霊とか普通に身近にいるわけだし、道真くん見てるー?
それは正当な怒りであるかどうかということは関係ないということも多いんじゃないかなとか、こう、邪魔をされた、恥をかかされた、見下された、蔑ろにされた、軽く扱われた、諸々の負の感情を感じた時にそれを瞬時に発散するとか溜め込んでまとめて突きつけるとかまあ、吹き出させ方には個性があるような気がするけど、ともかく、苛立ちを正当化させて叩きつけるようなムーブは、これはまあ、結構当たり前に見ることができるわけなんよね。
怒りの対象やらその原因やらそこまでに持っていく流れやらがよくわからないから、いきなり怒り出すと不信感しか得られないというのもあるね、いや、順序だって怒りをあらわにすると、そこにいくまでに、いろいろと納得してしまって、なるほど相手にも相手なりの理屈やら理由やら動機があるんだなと、怒りが冷めてしまう場合もありそうではあるな、だから、怒りの感情は、突発的なものになりやすいのであるかな?6秒まったらコントロールできるようになるから、発散するには瞬時にやらなければならないという逆説的なことが言えるのかもしれない?
そこまでやらなくてもいいのではないかとか、なぜにその程度で怒るのかというのも定番な感想ではあるか、ただそれは本人でなければ分からない理屈というかプロセスがあるんだろうなぁという予想はできるわけで、いや共感できるかというと、どうなんだろう、意外とあたしは幽霊だからダイレクトに、心を通わせることができるので、納得しやすいという面はあるなぁ。
逆恨みで幽霊になるのも多いのよね、大体は怨念というか、理不尽な怒りを生じさせるものはその存在自体が理不尽である場合もあったりすることが多いから、本人は悪くないと思い込んだまま、罰を受けてしまったような場合とか、事故が起こってしまった場合とかによくありそうな案件ではあるかなとは思うんだよね。
ただただ生きている存在が憎いとか羨ましいとか、妬ましいというのはまあ、普通にあるんよね、幽霊、悪霊とか言われるようなものなんだけれども、悪意そのものしか残っていないゆーれいというのもこれはまあ少なくないのよね、別に善人しか幽霊にならないわけではないし、むしろ、現世に執着するのは悪人の方が多かったりするんじゃないかなとか、思ったりもする。
強い感情を抱いて死ぬケースって、大体、恨みつらみ憎しみ悲しみ妬み嫉みとかそういう思考を、常にしているようなものが多い、感じなのよね。
まあ心穏やかに、何の心配もなく、幸せな人生を送ってきた人が、幽霊になるほどの何かを心に宿すかというと、なさそうではあるよねーと。
常識的すぎて選択肢にないということもありそうではあるね、大体いい人って普通を大切にするから。
つまり幽霊がいることが常識になれば、普通の幽霊とか善人の幽霊が増えることになるのかな?
なるほど。