077_幸運を呼ぶ魔法少女。
知り合いにコウウンさんという人がいれば、簡単に呼びかけることはできますよね?いやとんち!?というかこじつけやね。
自分が幸運かどうかという話であるなら、まあ、死んでも元気で活動できるのでかなり持っている部類ではないかなとかは思うんよ、いやまあ、成仏した方が本当は良いんじゃないか?って言われることもあるけれども、あんまり現状不満とか、不便とかそういうものはないし、むしろ生前よりもかなりできることが増えた、ような気がするのよね?
なんというか、能力とか技術とか知識とか、ええと、生き物として、生きていた時よりも上の段階にあるような感じなんよね、死んでるけどw幽霊なんだけどお化けなんだけどw
現世に関わることができるし、対話もできる、まああんまりしないけど、大体はうらめしやって言ってれば勝手に相手が納得してくれるわけだし。
物も触れるし、食事もできる、いやまあ、何かに取り憑けば簡単にそうできるし、ちょっと気合いを入れれば、食べ物の幽霊を食べることができる、エッセンス、エナジー?スピリチュアルな要素を抜き出して、こう、こきゃっとする感じ?説明というか言葉にし辛いなあw
もちろん幽霊としても特別な存在なんじゃないかなという気はしてる、なんと言っても種族幽霊である上で、職業魔法少女という特異点的な生き物?死に物?だもの?死に損ないというよりは生きぞこない?なんじゃないかなという気もしている、まあ、偶然の産物である可能性は高い、なるほど、じゃあ、運がかなり良いんじゃないかな?
いやまあ、魔法少女になる前も結構確固たる意志を持っていた、気がするから、特別な幽霊に特別な事情が重なって、スペシャルでファンタステックなドリームがダンスしたんじゃねーかな?いや、無理に横文字を使おうとして見事に失敗している感があるね、さすが、あたしw
でもまあ、運が良ければ死んでも幽霊になれて、そのまま現世へと干渉することができるもしくはさらに深く関わることができる、というわけなんよね、で、先駆者たるあたしがそれをさらに後押しすれば、こう、種族幽霊をさらに増やすことができるんじゃねーかな?という発想がピッかりと浮かんだわけなんよね。
浮かんでしまったか、とか言われそうではあるし、実際に言われたけれども。
やってみると意外に簡単だったんだよねー、幽霊増殖化計画、何かこう思い残しとか未練がなければダメなんじゃないか?とか最初は思ってたんだけれども、些細なところまで掬い上げると、こう、未練を持ってないのは少ないんだよね!
まあ、何も分からなくなってから亡くなると、幽霊にはなれないわけではあるんだけれども、いや、なれないこともないんだけれども、物忘れが激しいままでは幽霊になっても、なんで幽霊になったのか忘れてしまうので、そのまま存在が希薄になっちゃう、みたいなんだよね!
なのでみんな、頭は最後までしっかりと働かせておこうね!