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063_屋台の魔法少女。

 屋台で怪異というと、3度の怪とかになるんですかね、こう、料金を払うときに時間を尋ねて、支払いを誤魔化すというような感じで、いやそっちじゃないか、それは時そばであるな、落語、好きなんですか?と聞かれたら、近所のお爺さんが得意だったので、よく聞かされたような覚えがそこはかとなくあったりします、本業はラーメン屋だったでしょうか?


 ……逆だったかもしれねぇ。


 ガードしたの空きスペースに屋台があるという風景は結構好きなんですよね、こう昭和という感じがしませんか?いや昭和が好きだったのかというとそうでもないわけではありますけれども、なんとなく懐古趣味的な楽しみといいますか、お化けと親和性が高いといいますか?


 おでんでも串焼きでもいいのですが、こう、日本酒とかをいっぱいやったサラリーマンが酔っ払いつつ帰路につく道程で、怪異に会うとかなんとかはこれはまあ、定番のものじゃないかなとか、何しろ、最初から野外なわけですよ、屋外です、人気のない道を通って帰るみたいな、シュツエーションが展開しやすいわけですよ。


 繁華街からちょっと外れたところにあるわけですよ、くだんの屋台というものは、今はこう、いろいろと規制があるので存在が難しいみたいではあるんですけれども、それはそれ、すねに傷持つような人々がひっそりとこっそりとやっているみたいな感じで良いのではないかなとか、思うんですよね、それもあって、人気のないところでやっているみたいな?


 やっぱり売り物はあつものかなぁ?おでんとか良いんじゃないかなとか、ここは蕎麦も悪くなく、いやさモダンにラーメンとかも良いんじゃないかとか、酒の当てか締めになるようなものが売られているのがよろしいんじゃありませんかね?


 暗めの提灯か何かで、演出されているわけではありますよ、こう明かりなしの蕎麦屋とか、怪談話にあるような感じじゃないですかね?


 店の主人がそのまま怪異というのも良いんじゃないですかね?こう、どこぞの作家さんが書かれたのっぺらぼうの話とかそのまんまじゃないかとか、むじなでしたっけかえ?


 こんな顔でしたかね?とか言われるわけですよ、店主に、

 

 で、そうそうそんな感じだったよ、とかいいつつ、時間を尋ねて、支払いを誤魔化していくわけです。


 時そばとむじなを混ぜた、お話とか面白そうだと思ったんですけどね?

 意外と受けなかったですね、お客さんの教養が追いついてこなかったみたいです。


 いやそんな問題じゃない?


 シンプルに、裏で飯屋の屋台をやったほうが良かったですかね?


 うらめしや。

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