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051_バズるのか魔法少女。

 有名になりたい、チヤホヤされたい、褒められたい、憧れたい、声援をいっぱい受けたい、キラキラと輝きたい、人に認められたい、とか何とか、いや分からないでもないんですよね、幽霊であるから、そこにいるということを知らしめたい、いることをアピールして恐怖のどん底に落としてみたい、祟ってみたい、詰まるところあたしを見ろという、心意気の塊みたいなものが幽霊であるから、何と言っても死んでもこの世にいて、存在を主張するくらい、図々しい魂であるわけではあるから!


 承認欲求という話であるんだよね、こう、自分を語ることが手軽にできるようになった世の中であるから生まれた、生まれたというか、昔から目立ちたがり屋というものはいたわけであるけれども、こう、とっぴなことをして、注目されたいとか、何かすごいことをやって、広く知られたいとか、偉大な何とかと呼ばれてみたいとか?王様になりたいというのもそういう、欲望があったからかも知れないよね、いやまあ、単純に、偉くなって贅沢をしたい、幸せになりたいということであるかも知れないけれども。


 そう、幸せになりたかったというか、実際になっているということもあるんだろうけれども、こう、心地よくなりたかった、気持ちよくなりたかった、ということなんだろうかな?という心情はよくわかる、生き物であるものね、快楽を求めて行動することは自然であるし、それが生存戦略に直結しているからこそ、ここまで生き延びてきたのであろうから、原動力であったのであろうかなと、こう、評価されたいという欲求があるから、頑張ってみた、仕事をしてみた、行動してみた、というそんな感じなんだろうなぁと。


 そうやって、褒められたち、注目されたい、チヤホヤされたい、そこに居ることを認めさせたい、という気持ちが感情と結び合ったりすると、結構簡単に暴走するのであるかなというか、自分のことしか考えない、相手の気持ちを考えないで、中心的に動いてしまう、しかも大体はその行動は認められないわけで、それはそうよね、相手が望んでいない行動をしても褒められない、嫌われるという感じで注目を集めるならまだマシで、全く心が動かない、価値観がずれているから、無視されることになるわけで、で、そういう風に捉えられると、腹が立つわけなんよね、こっちが目立とうとしている、行動しているのに、無視をするのか!とか。


 で、まあ、行動とか言動とかが、無視されないように、過激に走るようになるわけで、いやまあ、逆に関わることが嫌になって何もしなくなるパターンもあるんだけれどもね、えねみーになったのは、目立とうとして滑って、怒りを感じるという種類の感情とかであるから。


 ある意味世界を敵に回して暴れ回ったことで、注目を浴びてある程度満足してしまっているので、結構楽に、あの世に送ることができたような気もするね!


 構造的な欠陥があるえねみーは楽だよね!

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