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049_法廷であう魔法少女。

 人権がないので、法廷にたつ場合は、物件とか証拠とか環境として参加することになるんでしょうかね?いや、普通にぼんやりと人気のない法廷に立っているという場合もありそうではあるというか、相応しい気がします、何せあたしは幽霊。


 法の埒外にある存在ではあるものの、迷惑の掛け方は、どうにかして、法律に当てはめてみたい存在ではあるんじゃないかなと思うんだけど、えねみー。


 どちらが悪いのか責任がどこにあるのか客観的に判断できるのであるならば、感情を爆発させて、実力行使には至らないんじゃないかという気もするなぁいや、そこまで考えていなかったから、裁判に巻き込まれることになるのかというと、まあ、すでに手遅れであるわけで、次回に期待というか、反省して次に活かす材料にするわけであるけれども、司法の判断を仰ぐ案件ではないのではないか?という気はする、いや、普通に暴力で解決してしまうから?


 破壊活動をするえねみーを破壊することができる、破壊しようとする、それが魔法少女というものであるのであるからして、ここにどう法律というものを当てはめていくのかという話にはなるわけで、実際のところ器物破損とか銃刀法違反とか、住居不法侵入とか、傷害あたりの法令違反は普通に犯していそうではあるなぁ、双方の話ね、少なくとも道交法と航空法には引っかかっているような気がする?


 幽霊が空を飛ぶことに対して規制する法律ってあるのかな?いや、不可視であるからそもそも認識ができない場合がありそうではあるのであるけれども?


 そういう矛盾というか、いざこざというか、鬱屈した何かを正して白黒つけたい、その結果が気に食わない、そもそも最初から冤罪で間違っているとか、まあそういう否定的な、ネガティブな、感情がエネルギーになって、生まれてくる、えねみーがいるんだよね実際のところ。


 自分が確実に間違っているということを知っていても、反発するというか苛立つというか、腹がたつ、怒りを覚える、理不尽で身勝手な感情が浮かび上がってくる、場合も当然あるわけで、そしてそれは容易に、負のエネルギーになるわけであり、騒動の種になる、こう、現状、物理的に。


 それを吐き出した結果、その元になった人物とかが穏やかになるのかというと、そうでもなく延々と感情を爆発させることにもなるので、なんせ元が理不尽であるから、原因が取り除けない、というか取り除いては法律が無意味になってしまう?


 罪を認めてもらうしか消し去ることができないという、いやまあ、やって仕舞えば一旦は落ち着くのだけれども?


 もう何も考えられなくした方が、これは早いね!


 幽霊らしく解決しよう、うらめしや!

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