042_煤けている魔法少女。
背中が煤けてからが博徒として一人前であるという話を3丁目の鈴木さんだか、千葉さんだかから聞いたような覚えがあります、いや、その場で朽ちてるから博打であるとかいうとかも言いますけど、なんでみんなそんなに、夢中になれるのですかね?運不運をある程度操れる幽霊は訝しげに思った。
いやそうなんですよ、祟る要領でこう力加減をどうにかすると、運を良くしたり悪くしたりできるみたいなんですよね、へー、幽霊ってそういうこともできるんだぁとか、いや運命操作とかオカルトじゃないか!あたしオカルトだったわ!
単純に姿を消して、手札を覗き込んで相方に合図を出せば、イカサマはし放題ではあるなぁという、いや、どうやって幽霊が相方を得るんだよ?という話ではあるんだけれども、職業:魔法使いが結構悪さをすることができるんだよね、いや、魔法少女にだけ私を見せることができたりするから、ブロックサインとか決めておけば、できるんだよ、賭け麻雀無双。
というか、テレパスみたいなことも可能だから、視界を共有すれば、手札を隠す系のギャンブルは無敵ではあるんだよね、ある程度、遠慮するというか、不自然にならない程度に立ち回らなければならないけれども。
機械を使った遊戯系のギャンブルなんかも得意なのよね、ええこう、種族幽霊の基本能力に念力?サイコキネキス?があるのですよ、伊達に家鳴りを起こさせてないぜ、どちらかというと騒々しい幽霊の方かな?
そうそう、動いているものに干渉する念力と、止まっているものを動かす念力と種類が分かれているみたいなんだよ、あたしも調べて初めて知ったw
パチンコとかほぼ自由自在に操れたりするんよね、中の電子機器もこう、こきゃっとすることができるから、数字合わせれたりするし、遠隔操作できる台とかだったら、逆に楽になるくらい?まあ、派手にやりすぎると疑われるからダメだし、そもそも自分ではお金があっても使い道がないし?
条件達成型の討伐えねみーというのがいるんですって、それは、賭け事に人生の全てを費やしたというような、人たちのなんだかぐるぐるした感情を元にして生まれていて、同じ土俵で屈服させるやり方が、一番労力なく退治できるとかなんとか?
そこだけジャンルが違うんじゃないかな?という感じですけど、黒が多めのゴシックロリータなシスター魔法少女と組んで、やっつけたんですよ。
でも、あのシスターが言い放った、牌を黒くしたのは失敗だったな!って、なんだったんでしょうかね?
元ネタがありそうな気がしますが、麻雀ってよくわからないのよねw