041_墓場の魔法少女。
夜の墓場で運動会、今日は体育の日、だったらしいんだよね、だからその系列のあれこれが発生しやすいらしい、昔オリンピックが開かれた日らしいよ?感染症で延期したやつかな?飛んだり跳ねたりしていて楽しそうではあったね!
蛙の声が聞こえてきたり、なぜか夜なのにカラスの鳴き声がしたりしているよ、いや実はカラスって夜も動けるのかな?鳥目じゃないの?違うんだ。
あーなるほど、一部の鳥は昼間にしか活動しないので、夜の暗さには対応していないけれど、大体の鳥は生存戦略上外敵が少ない夜に活動することがある、ということなんだね、ベンキョーになるなぁ。
ドタバタと墓場で動き回っているのはあれは妖怪というものなのかな?
顔のない和服姿というか、お坊さんのお弟子さんのような格好をしている、子供がかけっこをしていたり、同じような格好だけど、目の数が一つだったり、三つだっりしてたりしたり、あ、二つ目かいるね、珍しい、いや普通か?普通だったわ、なんで二つ目が珍しいと思ったかw、え、なんでお盆に豆腐を乗せてるの?
大きなお坊さんというか、なんだろう、乱暴そうな、露出が大きくて、筋肉質をいうかちょっとがたいがよい感じの、いや大きいね、見上げるほど、というか見上げれば見上げるほど大きくなるような、ちょっと飛んで高さを測ってみようか!
あれ?上から見下ろすとなんか小さい?いやいや!なんで小さくなってるんよ?小人みたいになってるんだけど、かーわーいーいー!?
お、なんかひらひらが飛んでいたりするね、知ってる、これトイレットペーパだよね、いや紙じゃないのか、布なんだって、布が長く四角いって何か変な気がする、何に使うのかな?ぐるぐる巻くの?へーこれが着物になるのか?
わ、なんか壁のようなのがいるね、障害物競走の障害物役なの?そういう参加もありなんだ、あ、走者を一斉にその壁に沈ませてしまったね、あれ、これ、誰もゴールできないのじゃない?
競技の結果、壁の妖怪が得点を総取りしました、って、いいのかなぁ?これって食べられてない?なるほど、妖怪なので死なないから大丈夫!そうなの?死ななきゃいいというわけでもないと思うけど?幽霊が言うな?それはまあごもっともw
これらってえねみーじゃないの?土着の怪異?というか、えねみーに仕立てようとしたけれども、どうしようもなく、状況とか環境が固まっていて、お約束が強すぎて変化させれなかったんだよって、なんで敵の幹部連中と普通に会話してるんだろw受けるw
スーツ姿ののっぽ怪人が、お腹が空いたのでこれで失礼しますと丁寧にお辞儀をして去っていったよ。
あたしは、空中戦部門に参加するので、まだ残っているよ!
普通にあたしも妖怪の仲間らしいしwいや幽霊なんだけど?
柄杓を勧めてくるのはなんなんだろう?