030_翼はいらない魔法少女。
だってなくても飛べますもの。
浮遊しているだけという見方もありますが、意外と慣れると早くに動けるのですよ?こう俊敏な幽霊というものを見せてあげよう。
視界から外れるといつの間にか消えていて、次の瞬間にはそばにいるというムーブができるのが、幽霊の凄いところなのです、種族:幽霊は伊達じゃないのです。
大空に鬱屈した感情を抱いている存在がえねみーになったり、それを生み出すエネルギーになったりするんですよね、こう、空を自由に飛びたいという願望が捻くれるというか、大空を支配するんだという感じですかね?どうなんでしょう?飛びたいなら飛べるように頑張ればいいんじゃないかなとか思うんですけど?
琵琶湖の上なんか結構飛んでる人がいたりするんですよね?いやあれはあれでなんか下火というか、マイナな感じになっているらしいですけれども。
遊びが少ないということなのかも知れない?いやすぐに落ちてもいいじゃんという話ではあり、どうやってこれで飛ぶつもりだったのかという、ものが踏み台を踏み切ることが面白かった、らしいですね、いや知らんけど。
制空権を手に入れたいという願望が、悪感情になったりするのでありましょうかね?いやまあ、領空侵犯がどうのこうのという話でもあるのかな?自衛隊機がスクランブルで飛んでいくことは実はそれほど珍しくないわけで、そこに悪感情が入り込んでいくので空かね?
そこは私の空である!
というような強い意識が、何かを呼び出してしまっているというか、遥か天空を歩むものとかそういうものを、結実させてしまうこともありそうではあるのか?
ただ単に、飛ぶことを邪魔されるという苛立ちがそのようなエネルギーを持たせるのかも知れないですね、そもそもそこは自由であるべきであるはずなのに、人の余計な欲が美しさを阻害させるとかなんとか、宇宙空間でも領域争いをしてしまうというのはどなんだろうかな?
星の海はロマンティクではないんだろうなぁとか、現実的でしかない宇宙に幻滅してしまった、悪感情が、あくまでも、神秘を求めて、渇望してしまった感情が、歪んでしまうというか、歪むのではなくそれは、感情そのものであるのかも知れないですね、ただただ、空を飛びたいという、純すいな想いが、他の迷惑を省みないことになり結果として悪意をそこに見出されてしまうというか、わがままなんじゃないかな?
魔法少女的には、えねみーを消すことがお仕事なんですよねー、悲しいけれどもこれ仕事なんよね、とかニヒルに言ってみたりすると格好良いのですよ、いや厨二病かよ、そうだよ、悪いかw
良くもないのか?