表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
25/100

025_クレバーな魔法少女。

 感情にそれほどのエネルギーがあるわけないじゃん、それは脳みその中でわずかに動いている電気信号とかシナプスとかそういうやつだから物理的には極小の信号でしかないんじゃんよ?


 それがなんで街を破壊するくらいのエネルギーを発生させるのよ?理屈に合わないでしょう、エネルギー保存の法則に反しているわけなんよね、


 でも実際にそれが行われていることが見えているんだからなんだか分からないけれども理屈があるはずなんよね、


 ネガティブな思考とかなんとかがそのまま破壊的なエネルギーとか物理に作用するような力になるほどの資源になり得ないのであるなら、それはどこか別のものなのよね、つまりは、それは信号で、しかもかなり些細なそれでしかないのであるならば、スイッチでしかない、んじゃないかと思うんだよね、あたし。


 それそのものではなくて、何か大きなエネルギーとか資源とかそういうものを、イライラとか怒りとか嘆きとか悲しみとか、倦怠感とかが、動かしている、んじゃないかなとか思うんだけどどうよ?


 というかあたしみたいな、幽霊も変なんよね、信号である情報であるというのはわかるんだけれどもどこに基盤がある脳みそないよねというか実態ないよ、あたし、スケスケだよ、いや服は透けないよ、透け透けにもできるけど、いやいやらしいなぁ、そういう趣味なの?


 風評被害はやめて?ちょっと目がいやらしくなった気がするけど、オスだっけけ、羽猫まーちゃんは?


 雌雄はないよと、性格的には男よりではあるけれども?なるほど?


 そういや君の生態もかなり不思議ではあるよね、受肉している精神生命体とかなんとかそういう感じであったかな?というかどうやって、繁殖しているの?雌雄が明確ではないということは、分裂増殖とかかな?


 そんな感じ?自我が枝分かれするようになっているの?こっちはこっちでとんでも生き物であるなぁ?


 まあ、幽霊がそんなこと言うなし、と言う意見には概ね同意するわけではあるんだけれどもね!


 そう脳みそないのよ、あたし、じゃあどこで考えているのかな?とか思った時にね、そのようなことをやれる何かがここにあるんじゃないか?とか思い至ったのよ、そしてそれは、えねみーが物理的に働きかけることができている何かと同じようなものじゃないかな?とか思うんだけどもどう思う?


 幽霊が魔法少女になったことがないのでよく分からない?


 そーかー、まあ、何か思いとは別にリソースがあるんじゃないかなと言うところはまあ、間違いではなさそうなんだよねー。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ