013_現場の羽猫と魔法少女。
魔法少女とは、魔法の使える少女である。まるで宇宙のダンディみたいな説明だよね?いや説明になっていないような気もするけどなんだか納得はするんだよ。
ノリと勢いで魔法少女をやればいいんじゃね?とか軽い感じになりそうではあるけれども、別に嫌とかではないんだよね?というか、幽霊にはこれといって差し迫った目標とかはないわけだし、いや、未練があるから幽霊やってるんじゃないのか?って聞かれたらあるにはあるだけども、それは幽霊であればそれで良いというか自分があればそれで満足できる内容ではあるんよね、いやそう、つまりね、楽しみたい遊びたいわくわくしたい冒険したい走り回りたい動きたいというのが未練というやつみたい?なんだよ、知らんけど。
最強だね、この最後に知らんけどってつける構文。なんでもできるし何でも許されるような気がする。
魔法ってなんですかね?という疑問は不思議と浮かんでこないね、ああこういうものなんだとい感じ、体を動かすのにとくに意識しないような歩くときにどう足を動かすのか気にしないような感覚でなんとなく魔法ってこう使うんだよねというのが分かるというか知っているというか意識しないでいけるような感覚、これは幽霊であるからできるということにも似ている、この身体になってからできることがなんとなく感覚で分かるんだよね。
本能というい感じなのかな?いや色々理屈はあるみたい、羽根猫まっさんのいうことにゃ、使い方も含めて魔法の要素を付け加えたというか呼び出したというか、植え付けた?というよりは育ててみた、とかいう感じ?
元々持っていたいた可能性を伸ばしてみたというか、結果だけを抽出してみたとか?因果関係がどうのこうのとか言っていたような、いや今も言っているような?
意外とおしゃべりな猫さんなんだよね、おかげで寂しくないというか、暇にならない、から楽しい、どこまでも会話を続けられる、いやお互いに話を聞いていないから会話であるのかと言われると、どうなんだろう?まあ、満足するまで喋ることができるならそれでいいんじゃないかなという気もする。
聞いてないのはあたしだけではないか?という指摘を受ける、いやあたしの言葉をちゃんと聞いているの?それって大変じゃない?自分で言うのもなんだけど、あちらこちらに話が飛んで、しかも自分で何を言っているのかよくわからない、ぐらいには無責任で直感任せの発言なんだけどもさ?
わかっているなら改めてほしいということだよね、どうなんだろう?幽霊になってもその辺りは成長するのかな?肉体的には結構自由自在にいじれそうではあるけれども、精神的にはどうなのかと言われると、記憶が連続しているのだから学習能力はあるんじゃないかなぁ、いや基本のスペックが弱すぎるので、やっぱり遅々として進まずにはなりそうではあるか?
周りからの、あたしの評価は結構頭いい系だったんだけどもなぁ?
羽猫さんが教える内容が特殊すぎるからかな?