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9,八百万屋のルーティン

 

 どうも皆さん、畑です。今日は耳郎さんのルーティンを紹介しようと思います。


 朝05:00起床…


 耳郎さんは朝に弱いので早めに起こします。勿論、普通に起こしても起きないので、氷が沢山入った水のバケツを顔面にかけてあげます。


耳郎「ぶはっ…」


 この時耳郎さんに殺気を向けないように水をかけましょう。殺気だけでどこに居るかバレますからね。

 

 朝食を摂るのですが耳郎さんの好みに合わせて作ります。今日は火曜日なのでパンケーキの日です。耳郎さんは5枚、僕は3枚食べます。


 午前07:00…


 ホームページを見ます。霊魂探偵事務所の依頼の殆どはこのホームページで受け付けています。今はレオンさんがいるので手分けして見ることができます。


 僕は八百万屋もとい、家具屋の店員でもあるので、依頼はレオンさんに任せて僕は家具を売っています。耳郎さんは八百万以外の家具には興味を持たないので、店長ですが基本店に顔を出しません。


 午前11:00…


 耳郎さんが依頼人のとこに行く時間です。

大体11:00から依頼を受けてきます。依頼が無事に済めば13:00頃には帰ってきます。

 耳郎さんの時間に合わせて13:20に昼食にします。今日は耳郎さんの嫌いなピーマンが入ったハンバーグです。細かく刻んでいるので分からないと思います。


耳郎「畑!!俺の大っ嫌いなピーマンが入ってんぞ!!」

 

 耳郎は嫌そうな顔をしながらモクモグと食べました。


 14:00になりますと耳郎さんの好きな魔法少女系のアニメが始まります。普段の耳郎さんじゃとても考えられないような姿が見れます。


レオン「耳郎さん、いい年にもなって女の子が見るようなアニメを観てるんですか?ぷぷぷ…」


畑「あ…あいつ…終わったな…」


 耳郎は惨めに泣き始めました。


畑「え!?僕の時は殴られたのに…」


耳郎「畑だから殴るんだけど…レオンに言われたらな…なんかくるものがあるんだよ。」


 耳郎さんの理不尽さは健在である。

18:00に八百万屋は閉店して霊魂探偵事務所に移り変わります。

 朝は軽めの依頼をして、夜はドギツイ依頼を受けます。耳郎さんがイライラしている時は、仲介や除霊の値段をボッタクります。まあ、命が助かるだけありがたいですからね。


 21:00過ぎくらいに依頼が終わります。そこから夜飯とお風呂やら色々しないといけませんが、耳郎さんはただ待っているだけで何もしません。言ったところで返り討ちにされるだけですから。


 お風呂に入ります。レオン→耳郎→畑の順番で入ります。当然一人で入ってもらいます。

 夜飯は簡単にカレーライスにしました。耳郎さんは魔法少女アニメのカレーで甘口になっております。僕らは辛口が好みです。


耳郎「さぁ今回のシールは誰かな?」


 色んな人がいますよね…


耳郎「マロンたんだやったで!!」


 耳郎さんは大はしゃぎですが、レオンは冷たい目で耳郎さんを見つめていました。


畑「これでコンプリートまで後4つですね」


耳郎「畑…お前にはやらんぞ」


 いらねぇ…と思いながら夜飯を終えます。

22:00頃はいつもゲームをしています。基本的にみんなで遊べるパーティ系統の物を買っては遊んでいます。


畑「もう寝る時間ですよ。」


 00:00になると大体寝ます。八百万屋は一階がお店で2階と3階が家になっていて、地下1〜3階が霊魂探偵の依頼や必要な道具が置いてあります。


畑「耳郎さんとレオンは寝たかな…」


 僕は二人が寝たのを見た後、地下3階で霊力を鍛えています。細かい霊力についてはまた後日話します。早く耳郎さんの役に立てるよう必死に喰らいついています。


畑「今日はこれでおしまい。」


 大体03:00くらいに終わります。2時間しか寝る時間がないじゃないか!と言う方もいるかもしれませんが安心してください。ドイツ伝承の妖精「ザントマン」を呼び出して眠りにつきます。30分でも2時間位寝た感覚になれます。


 八百万屋のルーティンは以上です。次の話も観に来てください。

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