7,怨霊殲滅組織 oss
弦雷「我は弦雷なり…」
弦雷は大きな弓を作り、矢を白虎丸に変形させて、ジーヴァに向けて飛ばした。
ジーヴァ「俺は怨霊だから空気の集まりみたいなものなのだよ。そんな攻撃すり抜けらぁ。」
弦雷「忘れたか…この白虎丸は怨霊にしか効かないものだ。そして、この攻撃は質量であれば絶対に喰らう。」
ジーヴァは弦雷の攻撃を喰らった。
ジーヴァ「確かに…半分以上…持っていかれたが…俺は人間の怒りを吸い上げた者。今、苛ついている人間からまた吸い上げればいいこと。」
弦雷「俺が何もしてないとでも?ワザワザ浜辺まで連れてきたのはわざと人気がいない場所まで誘ったって事をよ。」
ジーヴァは辺りを見回すが人一人いない状態でこれ以上は修復が難しい。
ジーヴァ「ぐぬぬぬぬ…。ならばならばならば、俺自身が粉々になり沢山の分身を作ってて人間のいる街まで行って取り憑くまでよ。」
ジーヴァはそう言って粉々になった瞬間
由里香「バキュームホール!」
突如やって来た由里香という女の子の武器の掃除機によってジーヴァは吸い込まれてしまいました。
由里香「殲滅完了」
弦雷「お前は誰だ?」
由里香「私の名前は前原由里香。怨霊殲滅組織、通称ossの特攻隊長です。(^^)」
弦雷「怨霊殲滅組織?」
怨霊殲滅組織とはジーヴァのような怨霊を探知次第、速攻で叩きのめす為の組織である。組織には退治専門の第一課と補助役の第二課とオペレーターの第三課に分かれていて、特攻隊長はその中でも位が高く組織内でも指折りの人材である。
八咫烏「畑…いや弦雷、ここは素直に逃げろ。コイツらと関わると厄介なことになるからな。」
弦雷「耳郎さんが言うなら…」
弦雷は雷になり空を移動し、耳郎のとこまで行きました。
由里香「こちらNo,10由里香です。武甕槌神の琥珀は取り戻せませんでした。ですが、逃げた男は耳郎さんと関わりがあるそうです由里香からは以上です。」
本部「分かった、引き続き捜索を頼む。」
由里香「了解」