編集済み ゲイン・ビル
前回のあらすじ 決戦を申し込まれた!!
...誰だこいつ?取り巻き率いてこっちに近づいてくる。
「えっと...君の名前は?」「お前俺の名前を知らんのか?フン!これだから子爵家の子供は」
随分と傲慢な態度だな...腰を低くしておこう。「ごめんなさい!あなたの名前は?」
「フフフ。俺はレベル24、侯爵家のレイモンド・ウィズリーだ!」
親が1つ星騎士のお陰で侯爵家になった奴が何で決闘なんか...いや
魂胆はわかっている。特待生の俺を倒して名を轟かせようとしてるな。
「....そうですか。わかりました。」「よし、決まりだ。準備期間はどうする?」
(決めさせてくれるんだ)「...一ヶ月後で」
「分かった。忘れるなよ?」...面倒なことになったよ、ホントに。
レベルも高いしどうしたものか...「横座ってもいいか?」またいちゃもんつける気か?振り返ると
横に立っていたのはレイモンドではなく、見知らぬ男。「...いいよ」「ありがとな。」[ガタっ]
「緊張しなくていいと思うぜ。」「...いやレベル高い奴に決闘言われたら緊張するだろ」
「...闇生け捕りって知ってるか?」...モンスターを生け捕りにし、闇市場で売る事を何で今...
「...!」「へへへ、分かっただろ?レイモンドは闇生け捕りを活用して
モンスターを倒し、レベルアップしてるんだよ。」「レイモンドは侯爵家...買う金も
あるってことか...」「ま、これは憶測だけどな。あいつの性格柄そんな事するかもな!」
「憶測どうも...俺の名前はオリビアだ。」「俺はゲイン・ビルだ。よろしくな!」
場所変わりグラウンドー。「はい!入学初日から過酷で申し訳ないが!
これから体力テスト、魔力テストを行う!俺の名前はバイデン!覚えておけよ〜?」
体力テストと言われ、何が始まるのかと思えば..走る。走る走る走る!
バイデン先生の背中を追っていって、
一周遅れになったらその場で終了って言う、過酷すぎるテストだった。
1位アルビン2位オリビア3位ジェイ
「上位3人にはこれをあげよう!下級ポーションだ!」
「あ”っあ”りがどうっっ...ございまずっ...」気持ちが悪い...レイモンドに負けたくない
一心で走ったからか、上位3名に入れた...「よ”っアルビン...」
「ゲイン...も...無理したのか...」「お”う”...」「ゲイン..下級ポーション貰ったんだげど..
飲むか”?」「..飲みでぇ」「手..出せ..」 [コポコポポ...]
「...あ”っ!生き返ったっぁ〜」「ポーション凄いな..」
「で、これで確定だな。肝心のレイモンドはすぐリタイアしてたしな。」
「レベルが高くても筋力を上手く使わないとすぐ息が切れるもんね。」
「...次の魔力テスト楽しみだなwww」「ゲインも悪いやつだなwww」
フフフ...グフフ...