転生(修正しました)挿絵付き
俺は斎藤しょう。21歳だ!
この前横断歩道渡ってたらトラックに轢かれてしまったんだ。
目の前が真っ黒になった時、神と名乗る中年の三段腹のおじさんに
「お前、死んだ。転生、しろ。欲しいもの、あるか。」聞きずらいカタコトで喋ってきて、こうゆう時さ、なんか特殊能力とかもらって異世界無双するのがお決まりだからさ、つい調子乗って...
「不老不死になりたいよぉ」っていったらさ....「いいよ」あっさりと決まった!
マジその時が一番テンション可笑しかったかも笑。で、気づいたら
で、不老不死なのに何で赤子?ってみんな思うだろ?俺の脳内に"存在しない記憶"が語ってきてさ。
「俺、神。不老不死、周り、不自然、成人に、なったら、発動する。
あと、この世界、レベル概念、ある。子供のうちに、鍛錬、積んでおけ。」
神パネぇ。なんか知らん記憶でアドバイスしてくれるし、尊敬してしまう
そんなことを考えていたら、急に誰かが喋ってきた。
「お前の名前はオリビア!オリビア・ヘルーだ!」布に包まれた俺を持ち上げながら言ってるのは..俺の親父...が言ってるのか?隣には美人な..母?がいるしホントに転生したんだなー。少し余韻に浸った後、喋ろうとした。カッコいい名前、ありがとう親父!
そう叫びたかったんだけどよ、なんか喋れない...ま、赤子の体だからな...
喋りたいが、我慢しておこう...
一週間がたった日、親父に抱っこされながら、母親と一緒に部屋から出た。
え、超広い。廊下が50mくらい続いてるんだけど。階段上の天井にはシャンデリアあるし、
どっかの貴族なのか?そう考えながら階段下っていったら、なんか子供とジジイが立ってた。
「お父様!僕にも抱っこさせてください!」「いいぞヘルビア、落とさないようにな」
ヘルビアって言うのか。他に子供の気配がないし、俺は貴族の次男坊か。
「坊っちゃん、お気をつけて下さい」「大丈夫だよベル!」横のジジイは執事..かな?
ヘルビアに抱っこされながら馬車に入れられ、なんかどっかに行こうとしてる。
窓から景色を見たい..喋りたい..
「あうあ」喋れたんだけど!!少しコツがいるのか
「まあ!オリビアが喋ったわ!アレス聞いた?」「ああ、いい声だなシャルル」
母親がニコニコしながら窓際のカーテンを開けてくれた。俺の家族優しすぎだろ..
窓から顔をのぞかせる。...街だ!!!
中世ヨーロッパみたいな景色が広がってる。
建物や露天商が並び、住民達が買い物などを楽しんでいる...栄えてるんだなー..[ガタンっ]
どうやら目的地についたらしい。でかいな...教会か?
白いレンガの階段を登り教会の中に入る。俺達の他にも何人かいるな..
「あららら!アレス子爵ではありませんか!」「おお!ロビン男爵、お久しぶりですね」
親父の知り合いか?てかやっぱり貴族だったんだな。
で..ロビン男爵も俺と同じ赤子を抱きかかえているけど..
「先週娘が生まれましてね..愛くるしいでしょう」「キレイな瞳だ。こちらは息子のオリビアだ、愛くるしいだろう?」「ええとても!」..親バカすぎだなw、嬉しいけど。
「ほらアレス、神様のお告げを聞きに行くのでしょう?早く椅子に座るわよ。」
妻のシャルルが、夫のアレスに話しかける。
「わかったよシャルル..ではロビン男爵、お先失礼する。」「ええアレス子爵」
待っている間親の会話を聞いたんだけど、神のお告げと言うのはステータス、適正職業を決めてくれるんだって。
ヘルビア兄貴は魔法騎士らしい。こんな事決めれるなんて、凄いなこの世界、超ワクワクすんだけど!!
...ーとえよ!知神のお告げ!!
[戦士(D) レベル1 筋力10 魔力10 防御力10 知力11 HP11 MP13 スキル 連撃(D) 固有スキル 鋭意努力(B) 称号なし]
「ほぼ平均だが、固有スキル持ちだ!良かったなぁウェル!」「あうあー」
前の組が終わり、いよいよ俺の番...どうなるんだろうか。俺のステータス。
台座に乗せられ、教会の方が詠唱を唱え始める。転生したんだ!チート級のステータスであってくれ!
...ーとえよ!知神のお告げ!!
[天の聖騎士(S) レベル1 筋力59 魔力58 防御力55 知力90 HP58 MP60 スキル 光の矢(B) 固有スキル 精進琢磨(E) 練磨(A) 天御子の聖剣突き(S) 白凰の天翼(S)不□不■(測定不能) 称号 知神のご加護 光神の愛子]超かっこいいんだけど>...!!
「凄い才能...アレス!?」「称号を生まれたときから二つも...ありえるのか?!」
その場に居合わせた人々が驚いている。「神童だ...」「神童が誕生したぞ!!」