あとがき
最終話「3-007 エピローグ」を同時投稿しています。
ども、夢乃です。
ある日、夢を見ました。
滅びゆく世界、未来を諦めた人々。それに憤慨する少年。少年は少女を連れて世界の滅びに立ち向かい、滅びを伸ばすことに成功するものの、防ぐことはできなかった………………
この夢を見たのが、メモを調べたら2014年。それから8年以上、やっと書くことができました。
第一部のラスボス(?)は苦労しました。物凄く曖昧なものを考えていたというか、『曖昧なもの』としか考えていなくて、書き始めてからさてどうしよう、と。色々と案を出しては破棄し、この形になりました。あんまりないタイプのラスボス(なのか?)にできたんじゃないかと思います。
そして滅び行く世界からの脱出方法。これも紆余曲折を経ました。こちらもあまりないタイプなんじゃないかな?
本当は、ドラゴンさんにもうちょっと活躍してもらう予定だったんですが、村の大人たちと同じく無気力になっているんで、見捨てました(ぉぃ)。けれど、もう少しは話に絡めた方が良かったかも。ちょっと反省。
登場人物の名前はフランス語から取っていたりして。
■主人公
ロイ 仏語の「王」 Roi から。
レーヌ 仏語の「女王」 reine から。……ではなく、主人公2人の名前を考えていて、「女の子の名前はレーヌかな」と何となく決めました。そして、「レーヌって仏語で“女王”だよね。なら、登場人物の名前は仏語をベースにしよう」と他の人の名前を決めていきました。
■村人たち
エベル 仏語の「剣」 épée から。エペ→エペル→エベル と変わっていって、元の語がほぼ残っていませんが(^^;
ソーサ 仏語の「魔術」 la sorcellerie から。名前はたびたび出てきたのに、ほとんど登場しなかった人(^^;;
ランス 仏語の「槍」 lance から。名前は槍から取っているけれど、剣士です。
マギー 仏語の「魔法」 la magie から。
■村の名前
ビラージ 仏語の「村」 village から。
■神?の館の住人
エンファン 仏語の「御子」 enfant から。
マジョルド 仏語の「執事」 majordome から。
メナージュ 仏語の「女中」 Femme de ménage から。
■第三部の人々
アーク 仏語の「考古学者」 archéologue から。
アミル 仏語の「友人」 ami から。
ソア 仏語の「妹」 sœur から。
セクレット 仏語の「秘書」 secrétaire から。
それと、登場する獣に
異世界転移 ~変貌を遂げた世界で始まる新たな生活~
https://ncode.syosetu.com/n8574hb/
との共通点がありますが、この世界は「異世界転移~」で地球に転移してきた異世界ではなく、その異世界の別世界です。実は、エンファンの産まれた世界が「異世界転移~」で地球に転移した異世界だったりして。そのうち、《小説家になろう》にも、その異世界の話を書きたいですが(別のところでちょこっと書いてある)、書けるのかな? 書きたいものが多すぎて手が足りない……
というところで、この辺で失礼します。
また次のお話でお会いしましょう。
それでは。




